昨日から見ていた「アーティスト」、やっと終わりました。
サイレントもたまにはいいものですね。
愛と感動の物語で、内容も実によかった。
主人公のメーキャップが良く、思わずジーン・ケリー、フレッド・アステアを
思い出したくらいです。
また、撮影上や、映画セットなどは当時のハリウッド全盛期の雰囲気が良く出ていて、
おっさんはその懐かしさに感動して、その雰囲気に浸りました。
まさにノスタルジーですな!
映画『アーティスト』予告編
内容と言えば、実にシンプルで誰にでも理解できる作品だと感じました。
主人公のハリウッド大スターと、駆け出しで俳優志望の女子の恋のお話です。
一目、大スターに会った彼女は恋に落ちて行くのなか、彼のちょっとした切っ掛けで映画出演!
その後も彼のお陰で徐々に有名スターにのし上がっていくのですね、これが。
しかし、運命とは面白いもので、のし上がる奴がいると必ず、落ちぶれる奴がいる。
ってなわけで、「アーティスト」とも言えるこの主人公の大スターは、
自分の映画に対してのこだわりで、新作映画を製作するのですが、これが大失敗!
映画に対するこだわりが、世間に受け入れてもらえなかったのです。
(こんな話は良くありますね。)
すでに借金生活がはじまっていた彼は、
だんだん落ちぶれて、何もかも無くしてしまうのです。
この落ちぶれていく主人公の表情や仕草が、昔のおっさんのようで、気持ちが滅入りました。
なぜなら、自分自身の借金生活を思い出したからです。
さて、最後にはこの駆け出しスターが一流の大スターになり、落ちぶれた元大スターを手助けして、
新たな映画を作り出そうとするのです。
実はここでこの映画は終わりとなります。
長々とかいてきましたが、ここで言う「アーティスト」とはいったい何だったのだろう?
映画づくりにこだわった、大スターなのか、駆け出しでもスター街道を上り詰めた女子なのか?
本当の意味は分かりませんが、観賞者それぞれの気持ちで考えることは出来ルのではないでしょうか。
簡単に「アーティスト=芸術家」と言ってしまっていいものだろうかと考えさせられます。
おっさんにはとって良い映画でしたが、興味のある方は是非御覧ください。
最後まで読んで頂き、有り難うござました。
尚、この作品の詳しい情報がありましたので、お知らせします。
→アーティスト/ジャン・デュジャルダン
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