ちょい悪じじいのあんなコト、こんなモノって!?

毎日、日々一刻変化する世の中で大切なのは、情報だけかもしれません。

CADは便利な道具ですね!

2012-11-05 11:30:02 | おっさんの仕事

私にとってショップを設計することは、非常に楽しいことです。鉛筆1本で自分の思いのままの考えを表現出来ます。作業手順は、図面代に向かい、スケッチ→まとめ→作図作業です。

手描きだったのでかなりの自由度はあります。今でも手描きで描いている図面もあります。なぜなら図面としての風合いが出て暖かみを感じるからです。

パースも最近では、3Dでの表現が多いようですが何か冷たい感じがするので私はあまり好みません。しかし、図面屋として生きていくならば、やはりCADは不可欠です。

あまり好きではありませんが世間の流れでには逆らえません。そこで10年まえからVectorを使ってます。

今では、手描き作業は、年間で5~6店舗です。(ああ悲し!)

でも、確かに素晴らしいソフトですね。作業が、かなり楽になり効率も上がったような気がします。最近では手放せません。今ではアナログとデジタルで作業を行っています。

そしてCADのいいところは、ここにもありました。それは、作図作業を共有できるということです。それは同じ図面を2人で描くことで、以前の図面作業の時間がかなり短縮していることです。

モニターの画面で図面をチェックする事は、ちょっと疲れますが27インチを購入してからは解決しました。ただ、やっぱり目が疲れ、年寄りには辛いものがあります。

しかし、これからの人にとっては必要な道具だと確信しています。

 ↓ ↓ ↓  
まずはCADの基礎を学びましょう!


 

婦人靴売り場平面プラン

2012-11-03 17:33:16 | おっさんの仕事

ずいぶん昔の図面です。おそらく地方百貨店だったと思いますが、急に仕事を依頼され、やもなしに受けてみることにしました。

私のクライアントは急に仕事を振ってきます。しかしいつもお世話になっているので仕方のないことです。まあ、恩返しのつもりでいつも対応は良くしています。

仕事の内容もそれほどきつくなかったのと、孫請けのようなものですから気が楽です。打合せは行かなくていいし、ただひたすらマウスを動かせばいい話ですからね。

このショップでは什器工事がなかったので、平面をもとに展開図と各部分の詳細を描いていくだけです。結果、思ったとおり気軽な感じで仕上がりました。

楽しんでいるぶん設計フィーは、安いです。(泣き)

 


図面屋さんはいつも考えています。

2012-11-03 11:20:27 | おっさんの仕事

我々、図面屋さんは毎日売り場のことを考えてます。クライアントに喜んでもらうために日々研究です。暇なときに材料を集め、いつクライアントからのリクエストがあっても対応できる姿勢をとっています。

わたしはの毎日の心がけは、ひとつアイデアやスケッチを描き続けることです。そのスケッチを作図していつでも活用できるようにしています。

もう20年も続いてますが、おかげですごい枚数の図面がたまりました。なんとその数が、4万枚までになりました。

そこで、私はその図面をこのサイトに投稿しようと考え準備しています。同業者の友人と共に毎日資料整理に追われてます。

これから、図面関連のお仕事に就かれる方や、デザイナーを目指す学生諸君に私からのノウハウの一部をお伝えして行こうと考えます。

今後とも宜しくお願いします。


売り場の3つの要素を理解する

2012-11-01 08:39:50 | おっさんの仕事

過去20年以上にわたって「売り場づくり」を手がけてきた私が考えることは、売り場というものは、「場」「MD」「接客」の3つ要素で構成されているということです。

大きな売場も、小さな売り場も違いは有りません。

そして売り上げを上げるには、どんなMD(商品)であっても、売るための仕掛けを考えることを心がけることです。

まず、売り場づくりを見て見てみると、そこにはあらゆる面というかフェイスがありますね。

それは、床、壁、天井です。

全てを、どう活用することは難しいことです。しかし、店頭にはショップのサインがあり、床にはあらゆる什器が点在しています。壁にも商品ボリュームをだす壁面システムがあります。

まずはそれらを理解しましょう。私は、これを店のうつわ(器)とよんでいます。

次に、そこに配置されている「什器」「器具」を考えてみましょう。

これらは、あくまで「道具」でしかありません。これを使って商品を展示・陳列することが

仕掛けのはじまりです。そして、そこはあらゆる仕掛けを作りましょう。

その仕掛けを、私はVMDと呼んでます。

このVMDがしっかり表現出来れば、売り上げが現状維持ということはあり得ません。今以上に上がると思われます。

最後は、接客です。これがいちばん大切だと考えます。

そこには販売スタッフがいます。いつも爽やかなな笑顔と態度でお客様と接し、心からのもてなしを提供する。

このような3つの要素を普段から心がければ、自然と人は集まり繁盛店としての地位が確立されるでしょう。