２年ぶりの再会！（その２）

おはようございます。　晴れました～　　今日も、朝から綺麗な青空が広がりました　　晴れ男エルフ、頑張ってます～

 

 

夢papaさんと、朝のご挨拶　「エルフ君、おはよう　よく寝れた？」

「おはようございます　　ボクねっ、ごはんのまえに、ちょっと、かわで、あそんでくるね」

 

「このかわねっ、ボク、だいすき」

 

食堂にも、木々を通して朝の光が、差し込んできます

 

夢染人さんを、ひとりじめできた私達　　朝食も、エルフだけなので、ゆ～っくりいただきました　　エルフ地方では、天候不良で夏野菜が値上がり　　なかなか、生野菜が食べられなかったのですが、こちらでは、いっぱい食べさせてもらいました　　今日のスープは、採れたてのトウモロコシで作ったコーンスープ。　パンも、焼き立てで、とってもおいしかったです

 

 夢ママさんは、デザートまで全部手作りです　　「モモでね、コンポート作ったのよ」と、冷蔵庫から出して、見せてくれました。　　とっても甘い、いい匂い　　お鼻のきくエルフには、たまらなかったようですね

「おばちゃん、ボクも、たべれるの？」

 

ゆっくり朝食をいただいて、さあ、出発～　　今日は、ほうのき平のコスモス園を見て、その後、飛騨古川に行くつもりです

 

飛騨は、来る度に新しい道路が出来ていて、エルフのナビは追いつかず　　分かれ道で、「あれぇ～、どっちいくの？？」なんて、言っているうちに、長～いトンネルに入っちゃいました　　出たのは、もう、古川に近いところ。　　で、予定を変更して、先に古川に行くことにしました

 

 高山の町は、連休ということもあって、朝から混雑していたようですが、古川の町は、相変わらず静かでした　　市営の無料駐車場も、楽に停めることができましたよ

「おとうさん、せんせいの、あっちやで～」

 

古川は、町全体が綺麗ですね　　お花も、あちこちに飾ってあって、歩いていても気持ちがいいですよ

 

昔の町並みが保存してある、瀬戸川にやって来ました　　前に来たときは、前日に大雨が降って、この川の水も濁っていましたが、今日は綺麗に澄んでいて、泳ぐ鯉達の姿が、綺麗に見えました

 

「わぁ、おさかなが、いっぱいきたよ」

 

鯉のエサが、１００円で売っています。　　今日も、エサをやっていこうね～

「おかあさん、なに、それ」

 

「これねっ、麩　おさかなのご飯よ」

 

鯉達が、大きな口をあけて、パクパクおいしそうに食べるのを見ていたエルフですが、・・・

「ボクも、たべてみる～、ひとつ、ちょうだい」

 

麩ですからヘルシーでしょうが、エルフには、そんなに美味しいものではないはずなのに、鯉達と競争するかのように、パクパク食べていました

 

前に来たときは、水の量が今日よりも少なかったので、エルフは、ここから入れたのですが、今日はちょっと深い、・・・　　入れるかな～、と、思案中のエルフのそばに、おばあちゃんが通りかかりました　　「私もね、この子とおんなじ子を飼っていたんですよ　１５歳まで生きました　あなたも、元気でね」と、お話されましたよ。

「どうしようかな～、はいれるかな～、むりかな～」

 

 結局、「きょうは、やっぱり、やめとく～」と、あきらめたエルフ。　　では、そろそろ行きましょうか

 

壱之町の通りも、変わりなく静かでした

「おかあさん、あそこやで」

 

２年経っているのに、エルフはちゃんと覚えていましたよ　　「手織り－由布衣工房」です

 

先生がいけられた、秋の花が、今日も壁に一輪

 

ちょうど、接客中だった先生。　　ちょっとお外で待たせてもらいました。　　玄関に出てこられた先生を見て、エルフは、とっても嬉しそうでした

「あっ、せんせい、きた、きた」

 

「エルフちゃん、きてくれたの　久しぶりやね～　また、ちょっと大きくなった？」

「ボクね～、くるまに、いっぱいのって、きたよ」

 

 飛騨への旅は、１週間前に急に決めたので、先生にも何の連絡もしませんでした。　　突然、訪ねて、驚かしたい気持ちも無きにしもあらず　　エルフを見て、とっても喜んでくださいました　　この間、お邪魔したときは、elfmamaだけが中に入り、elfpapaとエルフはお外で待っていたのですが、今日は、先生が　「ご主人も、どうぞ中に入って下さい」と、おっしゃるので、エルフをお庭の隅で待たすことにしました。　　泣かないかな～

「だいじょうぶ、ボクねっ、おりこうに、まってるよ」

 

工房には、外国からの方達も、何組も来られました。　　白川郷に行った帰りとか、高山から足を延ばされたとかで、外国人のお客さんも増えたそうです。　　このイギリスからみえたお兄さん、玄関を出るとき、お外で待っているエルフを見て、「ワンとも、なかないね」と、日本語でほめてくれたのには、びっくりでした

「わっ、がいこくの、おおきいおにいちゃんやな～」

 

 工房は、古き良き時代の建物をリフォームして、当時の面影を大切に残しながら、先生が使われています　　elfmamaは、大好きな茜色の糸で織られたマフラーと、藍染のTシャツを買いました

 

工房には、このように、草木染めの染料のもとになる植物が、置いてあって、先生の説明を聞きながら、elfmamaは興味津々　　昔の人は、偉いな～　　こんな綺麗な色が出る植物を、どうやって見つけたのかしら。

 

お客さんが、出たり入ったりと、忙しい中、先生は私達のために、時間を割いて下さいました　　もう少し近ければいいのですが、・・・　　でも、またエルフと一緒に、お訪ねしようと思っています

「せんせい、また、くるからね～」

 

 古川の町では、１４、１５日と、「ぼんぼり　ゆめ街道」のおまつりが開かれます。　　ちょうど、この夜だったのですが、飛騨清見までの夜道を走る自信は無く、・・・　　明りが灯されたら、綺麗だろうな～　　と、思いながら、準備中のぼんぼりだけ、見せてもらいました。

「よるになったらねっ、きれいに、かざるんやって～」

 

古川で老舗の酒屋さん　　せっかくなので、「蓬莱」を買って帰ることに

「おかあさん、なかで、のんでるんかな？」

 

「お酒飲んだら、飲酒運転やんか～」　　で、お酒のかわりに、お蕎麦を食べて帰ることにしました。　　飛騨の匠文化館の前にある、お蕎麦屋さん。　　お外にあるテーブル席で、エルフと一緒に食べることにしました。　　地元流葉のそば粉を使った、手打ちそばです

「おとうさん、ボクね、ソフトクリーム、たべたいな～」

 

冷たい水で、キュッと冷やされたお蕎麦は、のどごしも良く、とってもおいしかったです　　エルフは、もちろん、ソフトクリームを食べました～

 

 静かな時間が、ゆっくりと流れている、古川の町　　再会を、本当に喜んで下さった先生　　また、お訪ねしようと思います。

 

さて、ほうのき平のコスモス、綺麗に咲いているかな～