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2006年12月に悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)の告知を受けました。治療を経て現在経過観察中です♪

告知・・・。

2006-12-28 00:14:10 | 症状自覚から入院まで

ついにこの日がきてしまいました・・・
朝からなんだか落ち着きません
耳鼻咽喉科外来で、OPEしたトコロの創部を見てもらって・・・。
「傷口は、後は自分で処置しといて!!外科ナースならできるよね。」って。
処置する物品一式もらいました。
処置が終わった後、母親も呼ばれて先生から話しを聞きました。

病理結果は・・・。
「ホジキン病、結節硬化型を考えます。
組織像とあわせて考えると、ホジキン病として大きな矛盾はないと考えます。
念の為、染色を加え確認します」
と書かれた病理結果の紙をもとに説明がありました。
PETの結果も、パソコンで見させてもらいましたが、縦隔と鎖骨のトコロが光ってました
ガン細胞がFDG(PET-CTの時に使った薬剤)を取り込んで、画像上光ってました

先生からの紙面には・・・
「横隔膜上で、右鎖骨上窩、両側鎖骨下、上縦隔、前縦隔、右傍胸骨領域、心臓周囲に
FDG-PETの集積のある腫大リンパ節を認めます。
横隔膜より尾側では明らかな異常集積はありません。」
と書かれていました。

これを聞いている時は、自分が告知されているのに、一歩離れたトコロから告知されている自分を
見ている感覚でした。
今まで、看護師として働いている時、患者さんや家族が医師から厳しい現状を告げられている場面に同席させてもらったことはありました。
(今、自分が告知されてるんだぁ。告知される時ってこんな感じなんだなぁ・・・。)
って思いながら話は聞いているんだけど、頭の中グチャグチャになってたような・・・。
また泣いてました・・・
母親も泣いてました・・・母親が泣いてる姿って、初めて見たかもしれません。

Drとはどんな感じで話しが終わったかはよく覚えていません・・・
「今日、このまま血液内科を受診して下さい」って言われたのは覚えています。

Drが病棟の課長に連絡してくれて、課長が外来まで来てくれました。
部屋を変えて、課長と母親と3人で話しをしました。
デモ、頭の中真っ白だったのか、話した内容をはっきり覚えていません
病理の結果を課長にも伝えて、治療は実家に帰って受けるかもしれないとうことなどを伝えたような・・・。

その後、外来のNsさんと話しをしました。告知のとき立ち会ってくれたNsさんデス。
たまたま私が就職した時、病棟にいて、短い間でしたが一緒に働いた先輩でした。
「ナナがここで働いてきた3年間は無駄じゃない。
ナナが頑張ってきたのは病棟のみんなはわかっているよ。
これからナナが経験していくことは、辛いこともたくさんあると思う。
デモ頑張って乗り越えて、大きくなって戻っておいで。
患者さんの気持ちがわかるNsになって戻っておいで。
辛いときは泣きな。我慢しなくていいんだよ。」
って声をかけてくれました。
また泣いてます。私・・・

その後、血液内科受診。
正直、血液内科は一生私には無縁なトコロだと思ってました。
耳鼻咽喉科で告知を受け、泣いたので、血液内科では泣かずに先生と向き合えました。
「耳鼻科で聞いたと思うんだけど、検査の結果ホジキン病で間違いないだろうっていうことです。
血液のガンです。
病期についてはこれから検査をしていき、診断をつけますが、おそらくⅡ期だと思います。
治療はABVD療法と言って、抗癌剤を併用していく治療になりますが、
4クールと放射線治療になっていくと思います。
治療期間は半年はかかるので、その期間は仕事を休んでもらうことになります」って。
この時は説明に対して、受け答えもできていました。落ち着いて聞けました。
治療は実家に帰って受けることを考えていると伝えて、今回は終わりデス。
年明け、染色を加えた結果??がでるようで、年明け受診デス。

病院も年末年始で休みに入ってしまうので、
次回は11/11に耳鼻咽喉科と血液内科両方受診です。

血液内科の受診も終わった後、自分が働いている病棟に行ってきました。
センパイがウルウルしてます。
「今日ナナの結果がわかるって知ってたから、ズット気になってて・・・。」って。
私のことなのに、そんなに心配してくれるなんて
ありがとうございます
仕事のことで、自分が担当していたことがあったので、センパイに引き継いでもらって、
ロッカーの中のものも片付けてきました・・・。
これから、休職という形で仕事を休みます。
しばらくは戻ってこれないので、整理して、紙袋にまとめて持ってきました
私、戻ってこれるのカナ・・・


夜は短大からの友達、今は同じ病院で働いている友達とご飯へ
実家に戻ってしまったら、なかなか行けなくなってしまうので
短大の仲間は私も入れて8人デス。私の大切な友達デス。
短大の友達には、今私に起こっていることを伝えました。
みんなビックリしてて、誰も冗談だってとらえた人はいなかった。
一人くらい「なに冗談言ってるのぉ!!」ってつこんでくるかと思ってたんだケド、
そんなことなかった・・・
そりゃぁビックリしますよね!!いきなり私ガンになっちゃった!!って。
告知をされた日で、病院ではあんなに泣いていたのに、この時は笑ってました

気持に整理つけていかなきゃ!!!
明日は本当は病棟のセンパイ達と日帰りで旅行に行く予定だったのに
こんな結果を受けて、私が一緒に行ったら、先輩達にも気を使わせてしまうので、
旅行は行くのやめて、夜のご飯だけ仲間に入れてもらうことにしました

2006年12月は、私にとって一生忘れられない年になると思います・・・。



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