政府の緊急雇用対策本部のひとつに実践キャリア・アップ戦略というのがあって、その専門タスク・フォースに「介護人材ワーキング・グループ」というのがある。キャリア・ブレインニュースによれば、そのワーキンググループがこのほど介護人材の能力7段階の評価案を策定。今後実施体制を整えていくことになる。
7段階の評価では各段階で「求められる能力」という項目がある。たとえばレベル2には「基本的な技術・知識を活用し、決められた基準等に従って、基本的な介護を実践。例:施設等において夜勤に従事することができる」とある。
この「求められる能力」を参照して評価段階別に、外国人介護職員に求められる日本語領域をある程度区分することが可能なのではないだろうか。
日本語力なら日本語能力試験の級を基準に判断するというのは、介護分野においてはもうやめなければならない。今後外国人の介護職員は増加するに違いないのだから、介護分野に特化した日本語力測定の基準作りに本腰を入れなくてはいけないと考える。関係分野の方々の見解を聞いた上でそれを作るのは日本語教育会の務め、そしてそれを日本語教育が専門でない方々に普及させ啓蒙していくのも日本語教育会の務めだ。これは個別でやるより、関係者が手を携えて取り組むことが肝要だ。
7段階の評価では各段階で「求められる能力」という項目がある。たとえばレベル2には「基本的な技術・知識を活用し、決められた基準等に従って、基本的な介護を実践。例:施設等において夜勤に従事することができる」とある。
この「求められる能力」を参照して評価段階別に、外国人介護職員に求められる日本語領域をある程度区分することが可能なのではないだろうか。
日本語力なら日本語能力試験の級を基準に判断するというのは、介護分野においてはもうやめなければならない。今後外国人の介護職員は増加するに違いないのだから、介護分野に特化した日本語力測定の基準作りに本腰を入れなくてはいけないと考える。関係分野の方々の見解を聞いた上でそれを作るのは日本語教育会の務め、そしてそれを日本語教育が専門でない方々に普及させ啓蒙していくのも日本語教育会の務めだ。これは個別でやるより、関係者が手を携えて取り組むことが肝要だ。