六日の日の朝日新聞の「うたの旅人」に藤村の千曲川旅情の歌が載っていて懐かしく読ませてもらいました。
昔、父が学生時代に家を離れて小諸で生活をしていた事があり、戦死した後に祖父からその頃のことを色々と聞かされました。
その中で島崎藤村の話もでて、千曲川旅情の歌も身近に感じ、たぶん中学生になった頃かも知れませんが暗唱するようになりました。
最初に覚えたのが、詩の初めにある
小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ
それから
暮れゆけば浅間も見えず歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の岸近き宿にのぼりつ
などど地名などが入っている所で、今でもなぜか幼い頃に祖父達と一緒に行ったその土地に愛着を感じます。
大人になってからも何度か行きましたが懐かしい場所、そして歌です。
昔、父が学生時代に家を離れて小諸で生活をしていた事があり、戦死した後に祖父からその頃のことを色々と聞かされました。
その中で島崎藤村の話もでて、千曲川旅情の歌も身近に感じ、たぶん中学生になった頃かも知れませんが暗唱するようになりました。
最初に覚えたのが、詩の初めにある
小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ
それから
暮れゆけば浅間も見えず歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の岸近き宿にのぼりつ
などど地名などが入っている所で、今でもなぜか幼い頃に祖父達と一緒に行ったその土地に愛着を感じます。
大人になってからも何度か行きましたが懐かしい場所、そして歌です。
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またなつかしい藤村の千曲川旅情の歌
小諸なる古城のほとり
小諸懐古園に藤村の資料館~少し歩くと
見晴らしの良い千曲川が展望できる所に藤村の歌の石碑
があります。
若カリし頃は一人でも出掛けていって展望台からの
風景に浸っていた思い出があります。
のんびりと行きたいなと思ってますが・・・・・
日帰りオッケーなのになかなか実行できませんね。
歳をとるとなかなか行動に移せませんが。
雲白く遊子(ゆうし)悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草も籍(し)くによしなし
しろがねの衾(ふすま)の岡辺(おかべ)
日に溶けて淡雪流る
あたゝかき光はあれど
野に満つる香(かおり)も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わずかに青し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ
暮行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛(歌哀し)
千曲川いざよう波の
岸近き宿にのぼりつ
濁(にご)り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む
えこさんが歌えるなんて
私も昔は歌わされたんですが、一番ぐらいしか
解りませんでした。
歌ったことがないので暗唱するだけでした
残念!!
チーチャンのように歌えればいいのにね