気ままに…

思い出のいとぐちにと

お風呂

2006-11-27 | 思い出



朝「お母さん、夕べ髪を洗って体をよく流さないで入ったの?」といわれました。「ちゃんと流しましたよ」というと、髪の毛が沢山浮いていたと言うのです。
「え~っ!!」と言いつつも…
沢山とは大げさなと思いましたが心当たりはありました。晩くに入ったのでてっきり自分が最後と思って気を緩めてしまいました。そうでなくとも最近特に目が悪くなって、眼鏡をかけないと細かい物が見えにくく、眼鏡を外している時がなくなりましたが、お風呂には外して入ります。いつもは出てから眼鏡をかけて見直すのですが、流してしまうのだからと其の侭にしてしまいました。寒くなるとさっと流して入ってしまい、温まってからゆっくり洗う事がおおくなりました。勿論タオルを湯船に入れたりはしませんが、当たり前のことをちゃんとしなければいけませんね。

思い出しましたが、子供の頃はお風呂には井戸から水を汲み入れていました。水道がない時代ですから今のように便利に蛇口からお水やお湯が出るわけではなく、もちろんシャワーなどありません。お風呂で使う水はバケツで運ぶのです。家族も多かったので最後の人まで気持ちよくお風呂に入れるように、お湯を汚さぬよう初めに体を洗い綺麗に流してから入り、坊主(手拭いで空気を包んで膨らませる)を作ってもらう時は別でしたが、風呂桶の中には手拭いを入れないようにみんなで気をつけていたようです。
母はその頃からず~っとそうしていると言っていました。