ワードで秘真呟し(ひまつぶし)

ひまつぶし、日々の出来事や秘められた真実を一人呟いています。

飼って育てて殺して食べて

2017-09-10 10:15:36 | 追憶
子供の頃から色々な家畜を飼っていました、物心がついたころ
鶏は家の周りに放し飼いだった、ロックやコーチンやシャモ
七面鳥など隣近所の鶏が我者顔で歩いていました、日中は
よその家まで出歩いても夜には自分の小屋に帰ります、男の子は
七面鳥をよくからかっていました、怒ると顔の色が変わり物凄く
怖くなります、小学校に上がる頃に白色レグホンと言うのが出て
孵卵場からヒヨコを30羽ほど買ってきてしばらく家の中の箱で
育てていた、鶏小屋が完成してからは小屋で放し飼いです
ヤギや綿羊も飼っていました、毎日野原に連れて行き繋いで帰り
夕方迎えに行きます、豚もいました豚は外に離したら大変です
捕まえるところが無いので棒でたたいて小屋に入れます
馬も3頭いて農作業に使います、家畜の世話は子供の仕事です
鶏と豚は自分の家で処理をしたが馬とかヤギと綿羊は見たことが
無いので仲買人に売っていたのだろう、豚の処理は何度も見ていたが
大変な仕事です、豚小屋を掃除してから大きな鍋で湯を沸かします
豚の足を縛り天井からつるします豚はキイーキイーと煩く泣き叫びます
大きな金盥を下に置き暫く放って置くと静かになり濡れ手拭いで喉元を
拭いてから出刃包丁で一気に喉を掻き切ります、暫く吊るしたままで
血液が落ちなくなったら降ろして菰を被せてお湯をかけます金盥の
血液は如何したのでしょうか子供だったから解らなかったが
多分好きな人が持ち帰って煮て食べたのだろうと大人になってから
そう思った、お湯をかけた後は毛をむしり取るのです綺麗に抜き取り
解体をして親戚などに分配しました、正月前の大仕事です。
遠い思い出の悦暇茶慰
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