投網と老人

高床の　下は快適　仕事の場　日がな一日　投網を作る
イックノタッチ　　　　　　　（０５、１）
友人の従兄弟は田舎で小学校の先生です、彼の実家に遊びに行きました、
隣の家のおじいさんが投網を編んでいました、どこの家も床下は仕事場に
なっています、日中は殆んど床下で過ごしています、昼寝もしています。　　
「思い出観タイ感短歌」　　イックノタッチ

ワットファカブゥ

ワットファカブゥ　　　　　　　　　
ファカブゥ　寺に納めて　供養する　心優しき　タイの農民
　　　イックノタッチ　　　　　　　　　（０４，１２）
農作業のパートナーだった水牛の頭骨を寺に祭る。
背丈ほどの大きなモーン（銅鑼）も有りました「時刻」
ファ＝頭　　　カブー＝水牛（カラバゥと書いてもＲは聞こえない）
モーン＝銅鑼、時刻を表す（銅鑼の音からモーンと言われるようになる）
ハーモンイェン＝夕方５時　　　ホックモンイエン＝夕方6時　　　ハー＝５　
ホック＝６　　　モーン＝時刻　　　イェン＝夕方（涼しい、冷える）　寒い＝ナーウ
チャイイェン＝落ち着いて、冷静に
チャイ＝気持ち（心に思う）　相槌などで私もそう思うときの返事にチャイを使う
コンイェンチャイ＝冷静な人　　　　　コン＝人

心地よい音声

タイの子は　声も優しく　微笑みて　意味もわからず　自惚れてみる
イックノタッチ　　　　　　　　（０４，１２）
実際にはかなりとんでもない言葉を口にしている事もあるらしい。
国民性か言葉の音声にかなりな神経を使っているようです、聞いて心地よい音を
心がけているのです、言葉の優しさではなく音声の優しさを競っています、気持を
和ませる音、いつでもサバーイな音声を心がけているのです、自然といわゆる
オカマちゃんの言葉のように聞こえてきます、タイ人にニューハーフが多いのは
子供の頃から身に付いた優しい音声のせいだとも思います。

花茣蓙と老女

　　花茣蓙と老女　　　　　　　　
水草を　干して染め付け　ゴザを編む　昔の乙女　仲良し二人
イックノタッチ　　　　　　　　（０４，１２）
昔子供の頃に見たことのある風景、筵を編む木で出来た道具です、
しばらく眺めていました。
帰る日に三つ折りにしてハンドバック状になったゴザをプレゼントされました。
饂飩多煮県　　　　君派話否郡　　　茶礼村
チャンワット　 　アンプー　　 　　タンボン　
ウドンタニ　　　　 　クンパワピ　 　　チャレー
タイ東北、貧しい地方。人の指図はあまり聞かない。心優しき人びと。

ラッチャウの田圃

ラッチャウの田圃　　　　　　　　
バッテリー　肩から提げて　魚取り　稲刈り後の　池のカイボリ　　
イックノタッチ　　　　　　　　　　　　　（０４、１０）　
稲刈りも終わり池の水をよその田圃に別けてあげ池底の魚取りをして遊ぶ。

1.5メートルくらいの竹の先に電極をつけます、プラスとマイナスの杖で手元に
スイッチをつけて泥の中にもぐった魚の両脇に杖を入れショックを与えます、
すると魚は飛び出して気絶をします、それを拾うだけですがあまりの楽しさに
泥の中を歩き回り翌日には体中が痛んで動けなくなります。
ナコンサワン県　　ラッチャウ郡
カイボリ＝水を掻き出して魚を取る、カイボリを検索してみたが詳しい事は出ない、
カイボリとカタカナでかろうじて出てきました、子供の頃から普通にカイボリと言って
いたので漢字があるものと思っていましたが使われる事がなくなって知っている
人が居なくなってしまったのかな・・・・櫂堀漁か、開堀、改堀、掻堀、壊堀、解堀、
換え堀、どの漢字を使っていたのだろうか？