夢を持てることはすばらしい

夢を持てることはすばらしいと思う

僕の人生は、結構な割合で絶望的だったから、
夢を持つことさえ許されなかった

それでも一つ一つの出会い、チャンス、機会がくれば、
それらにすがりたかった

どうにかしてこの絶望から逃げ出したかったから、
自分がどれだけ人より劣っているか、
毎日痛みや痒みそれらの苦痛を毎秒、毎分感じるたびに身体中で感じていたから、
どんな風でもいい、なんとか、やれることをやらなきゃって思っていた

だから僕は、
弱さや劣っているところをカバーするために、
時間もたくさん使った

プライベートと仕事のバランス？
そんなの関係ない

僕の頭と身体は一つで、

僕は少し見えてきた希望の光をおっかけるために、
できることはなんでもやってきた

君が最近僕に「やりたいことは？」と聞いてきた

心中で「やりたいこと？」あるけど実現には遠すぎるから言えないと思った

僕はただ今できること、今までの経験を組み合わせて新しくできることを考えることしかできない

そうやって考えたことが、僕のやりたいことだとうつるなら、
それはそうかもしれないけど、

僕が本当に万能なら今すぐに世界平和を実現したい

僕が何気ないことで笑い、不平を言って過ごしている時、
世界のどこかで争いがおき、誰かが泣いている

そんなこと考えるたびにただただ悲しいから・・・つらくなる

少しだけ冷静になると、実は悲しいだけじゃない。僕にもできることがあると思う

だからあきらめない

現実的にできることを考え、これからも努力してできることを増やして、
それらのコンビネーションで僕が本当にやりたいこと、世界平和のために少しでも何かしたい

夢を持てることはすばらしい

でも、実際は今の自分の現実と向き合い、やりたいこととできることのギャップをひたすら
埋めていくしかないのだと僕は思う

こんな風に考えるきっかけを与えてくれた君、
直接には言わないが、僕はこんな風に考えている