英会話BOX 第2章

新潟の国際化のため、世界平和のために活動しています。

衝撃の 音 中心 学習法 を 考えるきっかけ

2018-09-20 18:14:46 | 代表の昔の日記(2020年より前)
先日英語のレッスンを受けに関東の先生のところに行きました。

いつも先生と私の1対1のプライベートレッスンです。

先生は、様々な角度から英語、教養、方法論などを教えて下さいます。

先生がしゃべって下さる英語はもちろん、他の情報も有益であるので、できるだけ先生が言ったことをノートに書き取るようにしています。いつもそうです。

これは、私にとっては当たり前のレッスンの受け方だったのですが、先生がそんな私を見て今回のレッスン中に指摘して下さいました。以下はやりとりです。

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先生:
「○○くん、前から思ってたけど、君ノートとかメモとか取り過ぎだよ。語学の基本は、しゃべることにあるのだから、まずは聞くことに集中しないとダメだよ。ただでさえ現代は、コンピューター、スマホの影響で、メールやテキストメッセージを使う機会が増え文字に頼るコミュニケーションが主流になってきている。それらが無かった時は、しゃべることがコミュニケーションの中心だったよね。それじゃあ、文字が開発される前は、どんなふうにコミュニケーションして情報を残していたと思う?」


私:
「えー、なんですかね?サインランゲージとかですか?手とかで・・・」
(私は、全く話の本質を理解していない、今振り返るととても恥ずかしいです。)

先生:
「ちがうよ!音でしょ。音で情報を残していたでしょ。昔は、語り部という人たちがいて過去のできごとを後世に語り伝えていた。語り伝えられた人たちは、またそれらを語る語り部となってそれらを語り継いでいった。
つまり、文字が無かった時は、音を中心にコミュニケーションが展開していたんだよ。言葉は、音が中心で発展し、そして、文字が生れた。だから語学は、音で学習する訓練をしないと伸びないよ。ただでさえ文字が中心な現代社会においては。
音を文字に置きかえた瞬間に、頭は音で意味を理解することを止めて、文字中心で意味を理解しようとするでしょ。
その時には、既に音は頭から消えはじめている。

それでは、ダメだよ。

○○くん、通訳なんかをやる機会もあるのでしょう。私は、通訳する人たちには絶対にメモを取らないように教えている。音で理解しながら通訳しないと、通訳としての作業がスムーズに進まないからね。

だから、○○くんもまずは、ノートを取ることを減らして、音に集中して語学を勉強した方がいい。」

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先生は、いつもすごいことをさらりとわかりやすく教えてくれます。それも、母国語で無いはずの日本語で、私よりもうまい日本語と溢れる知識と経験を織り交ぜながら説明してくれます。

今までの何年も続けてきた私の学習方法を根底から変えないといけないと気がつきました。

ただ、音を中心に英語を学習する方法を自分の中で確立するためにはかなり時間がかかりそうです。

また3ヵ月先にお願いしてあるレッスンの時までに試行錯誤をして、その試行錯誤の片りんを次の先生のレッスンの中で見せることを目標にまた頑張りたいと思います。


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