新しい時間(とき)を刻むために…

つくばエクスプレス沿線の茨城から 憧れの東京と郷土の茨城を満喫する生活を目指します

萬画家 石ノ森章太郎展

2019年06月29日 | 芸術鑑賞

世田谷区にある世田谷文学館を訪れ、そこで開催されている『萬画家 石ノ森章太郎展』を観賞しました。

石ノ森氏といえば、やはり「仮面ライダー」や「ゴレンジャー」の原作者というのが真っ先に浮かびますが、他にもいろいろな作品を生み出されているんですよね。

テレビでは、よく観ていた作品としてアニメでは「サイボーグ009」、実写のドラマでは「HOTEL」や「おみやさん」など、幅広いジャンルを手掛けている方だなという印象は持っていました。

展示会の内容は三部構成になっていて、仮面ライダーの第1話の原稿やサイボーグ009の名場面の数々、そして自分でも存じなかった数多くの作品の書籍や資料、原画などを見ることができました。

 


岩合光昭氏の写真展

2019年03月03日 | 芸術鑑賞

今年1月12日から3月3日にかけて開催された動物写真家・岩合光昭氏の写真展「ほっこりネコ -やきものの里のネコ-」を鑑賞しました。

岩合氏といえばドキュメンタリーの世界ネコ歩きという番組を好んで観ていたので、機会が合えば足を運んでみたいと思っていました。

題名にあるやきものの里のネコとあったように、全国にあるやきもので有名な街で撮影されたネコたちのさまざまな写真が飾られてあり、気の向くまま行動するネコの生態とやきもの作業の取り巻く環境がマッチングしてて面白いなと感じて興味深かったです。

開催場所は筑西市のしもだて美術館でしたが、ここを訪れたのは2度目。

お年寄りから親子連れやカップルまで来館する様子は街の美術館として存在感を示していて、訪れるたびに感心しています。


懐かしのアニメ

2017年05月14日 | 芸術鑑賞

ゴールデンウィークの期間中に開催されていた高田明美氏の個展を鑑賞してきました。

会場は吉祥寺の東急百貨店でした。

高田明美氏といえば、やっぱり「クリィミーマミ」ですよね。

80年代の作品ですが、夢中になって観ていた記憶があります。

個展には書き下ろしのオリジナル原画が数十点が飾られていました。

高田氏の描く女の子は、クリッとした丸くて大きな瞳が特徴的で、色彩もじつに繊細でいて鮮やかなところに魅力を感じます。

当時、「クリィミーマミ」の他にキャラクターデザインとして参加していたアニメ作品には「うる星やつら」や「めぞん一刻」、「きまぐれオレンジロード」などがありましたが、原作以上に好きでした。

会場内は撮影禁止でしたが、唯一許可された撮れたところを撮影しました。

今のアニメーションはデジタルが主流だから、こうしたアナログのイラストを見るのは新鮮さを覚えますね。

直筆で描かれたものを見れたのは貴重な機会でした。


里山の彫刻展

2013年11月27日 | 芸術鑑賞

ふとしたきっかけで知った9月から11月にかけて開催された『雨引の里と彫刻』という企画展に興味を持ち、開催地である桜川市大和地区(旧・大和村)を訪れました。

いただいたパンフレットによると、1996年の初開催から数えて今回で9回目を迎えるということでした。

初めて訪れたこの地は間近に筑波山を臨みながら、昔からある里山と田園風景に囲まれたのどかな農村地帯といったところ。

ここを舞台に地元を拠点とされている作家の方々が地元の協力を得て、それぞれの彫刻の作品を地域内に展示している。

ここをオリエンテーリングのように見てまわったのだが、全38作品を一周するのに車で3時間もかかった。

どの作品もうまく里山の風景になじむように配置をされていて、興味深く鑑賞しました。

地域全体を美術館のように見立てるのは、面白い試みだと思いました。

桜川市といえば隣りに真壁地区もあり、ひなまつりでも有名ですが、こういった地域の特色を活かした企画はすばらしいなと感心しました。

38作品から厳選しようかと思いましたが、どの作品もすばらしいので全作品を掲載します。

    

   

     

      

         

    

    

   

 

 

 


『フェルメール展』

2008年11月18日 | 芸術鑑賞

上野にある東京都美術館で開催されてる『フェルメール展』を鑑賞してきました。

先日たまたまテレビで17世紀のオランダで活躍した画家フェルメールを取り上げたスペシャル番組を観て興味を持ったのが行こうと思ったきっかけでした。

彼が残した作品はわずか三十数点しかないということで、貴重な傑作を目の当たりにしました。

絵なのに写真以上に鮮明で細かな描写は、ただただ魅入られてしまうばかり。

最大の魅力は光の使い方と空間構成にあると評されてるとおりだけど、人物画が多い中で人物の顔だけでなく衣装といった細かいところまで陰影によって奥行き感を生み出してる表現力はやはり他の画家たちと比べても群を抜いている。

よく感動は言葉にならないといわれるけど、まさにそんな感じだった。