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ふとしたきっかけで知った9月から11月にかけて開催された『雨引の里と彫刻』という企画展に興味を持ち、開催地である桜川市大和地区(旧・大和村)を訪れました。
いただいたパンフレットによると、1996年の初開催から数えて今回で9回目を迎えるということでした。
初めて訪れたこの地は間近に筑波山を臨みながら、昔からある里山と田園風景に囲まれたのどかな農村地帯といったところ。
ここを舞台に地元を拠点とされている作家の方々が地元の協力を得て、それぞれの彫刻の作品を地域内に展示している。
ここをオリエンテーリングのように見てまわったのだが、全38作品を一周するのに車で3時間もかかった。
どの作品もうまく里山の風景になじむように配置をされていて、興味深く鑑賞しました。
地域全体を美術館のように見立てるのは、面白い試みだと思いました。
桜川市といえば隣りに真壁地区もあり、ひなまつりでも有名ですが、こういった地域の特色を活かした企画はすばらしいなと感心しました。
38作品から厳選しようかと思いましたが、どの作品もすばらしいので全作品を掲載します。