新しい時間(とき)を刻むために…

つくばエクスプレス沿線の茨城から 憧れの東京と郷土の茨城を満喫する生活を目指します

海外でのジャスピオン人気

2018年08月22日 | 時事・芸能

それは思いがけない出来事だった。

先日、テレビ朝日系のバラエティ番組を観ていたときのこと。

内容は海外から1つの国を取り上げ、その国で有名な日本人を投票によるランキング形式で発表していくというものだったが、その日は南米のブラジルを取り上げ現地のインタビューを交えて、ベスト10位を発表していった。

10位から2位までは、サッカー選手や格闘家といった日本でもメジャーな人物だったが、第1位はなんとジャスピオンを演じた黒崎輝氏だった!

「巨獣特捜ジャスピオン」は1985年に1年間放映された東映の特撮ヒーロー番組で、宇宙刑事ギャバンから始まった通称・メタルヒーローシリーズの第4弾となった作品だ。

当時のメタルヒーローというと、ギャバン、シャリバン、シャイダーのいわゆる宇宙刑事3部作のほうが有名で人気があったと思うんだけど、自分の中ではこの「巨獣特捜ジャスピオン」が1番ハマって観ていて、シリーズの中で1番好きな作品だと言っていい。

そんなジャスピオンだったけど、いつしか子供の頃の思い出として、当時の記憶と共に心の片隅のほうへと置いていた。

それが、ブラジルで全国民から熱狂するほど支持されているという事実を知ったとき、自分の中にあるジャスピオンに対する思い入れが突き上げるかのように甦ってきた。

当時、購入したダイレオンの玩具やムック本を掘り起こした。

どうしてジャスピオンがブラジルで人気が爆発したのか?自分なりに考えてみたんだが、特撮というものが珍しかったというのもあったんだろうけど、やっぱりジャスピオンのスペースオペラ的な世界観やテンポの良いアクションやストーリー展開、それに加えて渡辺宙明先生の劇伴の音楽やアイ高野氏や串田アキラ氏の劇中歌、そしてなりより主人公が銀河の野生児であるジャスピオンを活き活きを演じた黒崎輝氏の魅力が、ブラジルの国民性に上手くマッチしたんじゃないかなと思う。

ムック本には当時のプロデュサーのインタビューが掲載されていて、視聴率的には苦戦したことを理由にあまり多くのことを語りたくないと書かれていたのがけっこうショックだったんだけど、こうして海外で評価されるまでに至ったんだから、スタッフおよびキャストこの作品に携わった人たちは報われたと信じたい。

2020年にはリメイク新作映画がブラジル国内で制作・上映されるらしいんだけど、日本でも上映しないかなと期待してます。

楽しみです。

 


連続テレビ小説 『ひよっこ』

2017年04月25日 | 時事・芸能

かつて昼ドラフリークだった私は、じつはNHKの朝ドラも観ている。

気に入った作品に出会うと半年間は楽しみな日々が続く。

4月から始まった今期の『ひよっこ』はなかなかいいですねぇ。

主人公のヒロインを演じるのは今や売れっ子の女優である有村架純ちゃん。

脚本は大好きだった『ちゅらさん』を書いた岡田惠和氏。

そして、主題歌を歌うのはサザンの桑田佳祐氏と好材料が揃っているわけですが、自分が1番心惹かれるのは舞台が地元・茨城県であるということ。

のどかな田園風景と方言を喋る人たちを見ていると懐かしさがこみあげてきます。

あの茨城弁が全国の視聴者の方たちにちゃんと通じてるのかなぁという心配もあるんですけれど。笑

たぶん、茨城県民はみんな注目して観ていると思う。

ヒロインを取り巻くキャスト陣も若手から実力派まで脇をしっかりと固めていますが、今回も特撮出身の役者さんを起用していますね。

すでに画面に登場していますが、桐生ダイゴ(キョウリュウレッド)役の竜星涼くんとアラン様(仮面ライダーネクロム)役の磯村勇斗くんの姿を見れるのもすごく嬉しいキャスティングです。

最後まで楽しみながら、しっかりと観続けたいと思ってます。

 


茨城のご当地ヒーロー

2015年02月10日 | 時事・芸能

つい最近、テレビの芸能ニュースで茨城イメージアップ大賞が話題として取り上げれていました。

茨城のことが取り上げられているのは珍しいと思いながら観ていましたが、その茨城イメージアップ大賞とは「いばらきのイメージアップ」や「地域の元気」につながる幅広い活動を応援するため,活動のジャンルや活動の主体を限定せず,実績のほか,今後の取り組みへの期待も込めて表彰する,ユニークな賞とのことです。(県のHPより抜粋)

平成18年度より続いているそうですが、平成26年度の特別功労賞に『時空戦士イバライガー』が受賞し、その様子が放送されていました。

イバライガーとは茨城に住んでる地元民なら一度は目にしたことはあるであろう、茨城の中心に活動しているローカルヒーローです。

自分も3年くらい前にショッピングモールのイベントを観に行ったことがありましたが、あらためてどんなヒーローなのか確かめてみたくなりました。

 https://www.youtube.com/watch?v=FKuo7gQ5Srk&feature=player_embedded

プロモーションビデオを見てみるとそのクオリティの高さに圧倒されました。

腰元のバックルは仮面ライダーのようだし、複数いるところは戦隊のようにも見えるし、その風貌は両方のいいところを合わせ持っている。

そして悪の軍団も存在し、その中にはセクシー女性幹部までいる。笑

イバライガーが高速で移動し敵を倒していく様はカブトのクロックアップを思わせますね。

最後の車の前でのキメポーズの場面はドライブみたい!とツッコミを入れたくなりました。

そして、なんといっても宮内タカユキ氏が歌う主題歌がイバライガーのカッコよさを盛りあげている。

宮内氏は茨城出身の方で地元のためにと一肌脱いで、作詞作曲まで手掛けて魂の熱唱をされてます。

全国のご当地ヒーローの中には特撮ドラマとして放送されているのもあるので、イバライガーもドラマ化したらぜひ観てみたいです。

あ、でも茨城は地元のテレビ局が無いので、それは難しいかな。(>_<)


今年の大河ドラマ 『花燃ゆ』

2015年01月26日 | 時事・芸能

今年の大河ドラマ『花燃ゆ』は幕末の時代が舞台となっている。

長州藩(現在の山口県)に松下村塾という私塾の先生として、その門下生から後の明治維新を活躍した多くの志士を輩出した吉田松陰。

吉田松陰は知らなくても、門下生だった者は歴史の教科書には必ず出てくるくらい有名な人物ばかりだから、いかにこの塾の存在がスゴかったということか。

この幕末の動乱期を松陰の妹、文の視点で描く若者たちの青春群像劇といったところなんだけれども、このドラマにはオタクの心を刺激する要素が随所に盛り込まれていることをすぐに気付いた。

なんといっても注目すべきはナレーションを務めるのはベテラン声優の池田秀一氏である。

池田氏といえば「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブルであまりにも有名すぎるが、劇中で聞こえてくる声はまさにシャアの渋い声なのである。

これまでの大河のナレーションといえば自局のアナウンサーか俳優や女優さんばかりだから、かなりの異例の起用だと思う。

そして、劇伴の音楽を担当するのは川井憲次氏。

「科捜研の女」に代表される数々のドラマの音楽を手掛けていますが、もちろんアニメや特撮もあって「ウルトラマンネクサス」や「ウルトラマンゼロ」での躍動感ある音楽が印象深いところです。

オープニングのテーマ曲は川井節ともいえる壮大なサウンドが炸裂して、高鳴る高揚を押さえずにはいられなくなります。

このドラマには番組宣伝のためにキャラクターが作られていて、そのゆるキャラの声は人気声優の戸松遥さん。

大人気の「妖怪ウォッチ」にあやかろうということか。笑

番組宣伝のポスターにもツッコミどころがあり、『花燃ゆ』というタイトルの文字の横にある「幕末男子の育て方」というキャッチコピーは恋愛ゲームを連想させるかのようなタイトルっぽい。

激動の幕末を駆け抜ける若者たちを描くのが、流行りの乙女ゲーになぞられているようで俳優陣もイケメンぞろいのキャスティングになっている。

 

個人的にはあの子役だった井上真央ちゃんが主演だということが感慨深い。

好きな昼ドラはたくさんあったけど、『キッズウォー』もその1つでした。

彼女を見ていると懐かしくなると同時に月日が経つのは早いなと感じます。

 

視聴率は奮っていないようですが、自分にとっては間違いなく毎回楽しめるドラマです。 


ナイトライダー再び

2014年12月15日 | 時事・芸能

平成仮面ライダーシリーズの最新作 『仮面ライダードライブ』は仮面ライダーが四輪車の車に乗るという設定が放送が始まる前から話題となり、ついにシリーズもネタ切れか?!と懸念する声もありましたが、放送が始まりふたを開けてみるとこれがメチャメチャカッコよくて面白い。

主人公の刑事が‘どんより’と呼ばれる怪奇現象を引き起こす怪人たちをさまざまな事件に絡めて解決していくという展開だが、善悪それぞれにいろんな謎が散りばめられており、それもまた少しずつ明らかになっていくのも見ものとも言える。

シリーズ初の変身ベルトが喋るという設定で、主人公のヒーローと相棒のメカ(声がクリス・ペプラーというのもGOOD!)との言葉の掛け合いも大きな魅力となっているけど、でも、あれ?このシーンどこかで見たことがある!とデジャブになった。

そして、記憶を遡ること海外ドラマがゴールデンタイム枠にあった80年代の頃に放送された『ナイトライダ-』を思い出した。

たしかに変身ベルトが車に備え付けられている状態だと車が喋っているように見えるし、ピンチのヒーローのもとへ トライドロンが駆けつけるシーンなんてナイト2000を彷彿させて思わずニヤリとしてしまう。

マイケル  「行くぜ、キット!」

K.I.T.T 「はい、マイケル。」

 

変身ベルト 「行こうか、進ノ介。」

進ノ介    「頼むぜ、ベルトさん!」

こんな双方のやりとりから上下関係が逆になっているのも自分としてはすごく興味深かったりしてる。

そんな『ナイトライダー』を『ドライブ』と重ね合わせていたところへブルーレイBOXが発売されることを知り、思わず購入してしまいました。

あまりにもタイミングが良すぎるので、もしかしたらドライブを見て懐かしんでる人たちを取り込もうという意図があったんじゃないかと勘繰ってしまいましたね。

あらためて作品を観直してみると、迫力のカーアクションがすべて本物というのもCGやVFXが当たり前となってる現代においては新鮮に映ります。

ソフトはシーズン1~4まで各21話ずつ全84話なので、すべてを観終わるまでどれくらいかかるか。笑

時間をかけて楽しみたいと思います。