新しい時間(とき)を刻むために…

つくばエクスプレス沿線の茨城から 憧れの東京と郷土の茨城を満喫する生活を目指します

北千住さんぽ

2020年08月24日 | さんぽ

コロナ禍の影響で外出の制限がかかって、もう半年を迎えようとしている。

今もマスクなしでは出かけられない状況が続いているわけだけれども、飲食店をはじめとする接客を伴う業種の方々のご苦労はたいへんなものだろうと思っています。

とくに小売りの店舗が集まる商店街の活気が失われていることは、さんぽ好きの自分としても胸を痛めています。

ようやく3密を回避しながらの行動を許されるようになった現在、つくばエクスプレス沿線の中でもお気に入りの街の1つである北千住をそぞろ歩いてみました。

北千住は駅前にルミネやマルイといった大型の商業施設が揃っていて非常に便利である一方、少し駅周辺を歩けば昔ながらの商店街がいくつもあり、それらを利用する地域住民にとって生活の一部として根付いていることに魅力を感じます。

江戸時代には宿場町として栄えたという歴史を持っていますが、その当時を垣間見える建物がいくつか残っているのも興味深いところです。

食べることが好きなので、ラーメン、お蕎麦、カレー、ハンバーガーなどなど次々と食べ比べながら、種類によって好みに合ったお店を見つけていくのが楽しいですね。

地形的には荒川と隅田川に挟まれていて、地図で見ると独立した小さな1つの島のようにも見えます。

ここ荒川まで歩いても、駅から10分くらい。

土手を歩いていると、自転車が通り過ぎたり、ランニングで走っていたり、犬を連れさんぽしたり、思い思いに利用している人たちとすれ違います。

また、河川敷のほうには野球だったり、サッカーだったりとスポーツを楽しむ少年たちの姿が目に入ります。

住民にとって、憩いの場所となっているようです。

この街の特徴の1つに徒歩圏に銭湯がいくつか点在しているということが言えます。

それぞれ個性的な造りをされていて、歴史的な雰囲気さえ感じます。

今回は1番気に入ってるタカラ湯に立ち寄りました。

雑誌などで何度も取り上げられるほど、オススメの銭湯としても有名なところです。

このタカラ湯の最大の居心地の良さは縁側があること。

ここはほんとにすばらしい。

東京にいることすら忘れてしまうくらい、この景色がすばらしくて。

お風呂を出た後も、しばらくぼぉ~っと眺めて、身も心も癒されます。

もう1つお気に入りの場所があります。

1つの街を訪れると必ず探してしまうのが、デパートなどの屋上広場なんですが、この北千住にもルミネとマルイの二ヵ所それぞれに屋上広場があります。

写真はマルイの屋上広場です。

ここからの都内の眺めも見渡しがよくて、すばらしいです。

真下には5路線が乗り入れる電車の行き来が見え(地下の千代田線は除く)、交通の要としての様子が見えます。

そして、遠方にはスカイツリーやマンション、オフィス群のビルが望め、なかなかの景色を誇っています。

ここで休憩するのもいいですね。

緊急事態宣言が解除されて、街を訪れる人々の活気も戻りつつありますが、以前のようになるのもまだまだだろうと思います。

一刻も早く、コロナ禍の状況が収束へ向かうことを願って止みません。


ロケ地探訪 茨城県庁編

2019年02月09日 | さんぽ

この冬公開された『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFOREVER』は平成仮面ライダーファンにとって感涙ものの映画でした。

平成の仮面ライダーが全員集合するという単にお祭り的なものにとどまらず、ファンにとって平成仮面ライダーとは何だったのか?というものを示す、すばらしい内容でした。

今回の作品で茨城県庁周辺で大規模な撮影を行われたことは、事前のエキストラ募集の情報を通じて知っていました。

残念ながら仕事の都合でエキストラには参加できなかったのですが、日をあらためて県庁周辺を訪れてみました。

茨城県民ですが、県庁を訪れたのはこの日が初めて。

県庁前の道路を封鎖しての大掛かりな撮影は新聞の記事でも取り上げられました。

実際の映像では巨大化したアナザークウガの襲来や逃げ惑う人々、バイクで疾走するジオウとビルドといった迫力のある画が次々と飛び込んできてすごく驚きました。

大規模なロケーションといえば、昨年仮面ライダービルドの夏映画や相棒・劇場版Ⅳといった北九州市での作品が印象に残っていますが、茨城でもできるんだぞ!といったところを示したと感じましたね。

せっかくなので、ぐるっと回ってみました。

県庁の玄関前は戦隊シリーズでも戦いの場面などでおなじみです。

後ろの大きな建物は茨城県警察本部です。

駐車場の付近もおなじみの場所でした。

こちらでもよく戦ってますよね。

期間限定だったのですでに終了してしまいましたが、最上階の展望フロアでは茨城県内で撮影された作品やロケ地を紹介するパネル展が開催されていました。

出演者たちのサイン色紙や平成の仮面ライダー一人一人のポスターなどが掲げられていました。

特撮以外の作品ばかりですがいつか三の丸庁舎も訪れてみたいと、このパネル展を鑑賞して思いました。


東京スカイツリーへ

2017年06月05日 | さんぽ

梅雨入り前の5月下旬。

開業5周年を迎えた東京スカイツリーを訪れました。

父と母も一緒だったのでたまには家族サービスといった感じでした。

最寄駅であるとうきょうスカイツリー駅を降りると巨大なタワーがそびえ立つ。

このタワーは天気のよい日は茨城からもその姿を確認できることがある。

手前の錦糸町から奥のお台場・湾岸まで。

展望デッキから見える地上の光景はまさに圧巻でした。

これまでいくつかの高層ビルの展望室を訪れたことはあったけど、ここは高さの次元が違いすぎる。

手前の隅田川の先に浅草、そして奥の新宿の高層ビル群まで。

なじみのある街並みです。

隅田川を上ると荒川が見える。

北千住の街まで見えた。

荒川の先は千葉方面が見える。

最上階の展望回廊から真下を見下ろす。

ミニチュアの世界に見えますね。

 

スカイツリーの後は浅草へと向かいました。

典型的な東京見物でしたね。(^^♪ 


ロケ地探訪 茨城の小京都・古河 編

2016年01月19日 | さんぽ

京都とよく似た古い町並みや風情など、情緒漂う景色を楽しめる街の愛称として「小京都」という言葉があります。

調べてみると全国各地に小京都を名乗る場所があるのですが、茨城にも小京都を呼ばれるところがあって、それが古河でした。

茨城県の最西端に位置する古河市は、JR宇都宮線で上野から約1時間で古河駅は茨城西側の玄関口となっています。

古河の年表をひも解いてみると、室町時代からの城下町として栄え、江戸時代には日光街道の宿場町としてさらに発展したという歴史がありました。

古くから関東の政治・経済・文化の中心地の1つとして栄えたそうです。

現地にはそのことを感じさせる場所が多く点在し、その1つとして旧武家屋敷があった土堀のある通りが残っていました。

  

江戸末期に建てられたとみられる蔵など、史跡が至るどころにありました。

神社や仏閣も数多く点在しています。

こちらは3大観音の1つに数えられる長谷観音

そして、今回の目的地はここ、鷹見泉石記念館でした。

現在放映中の手裏剣戦隊ニンニンジャーの中で、彼らの住み家である伊賀崎忍術道場となっています。

もとは古河藩士のために用意された武家屋敷だったそうです。

     

門をくぐり中へ入ると、とても趣きのある昔ながらの佇まいでした。

しばしば劇中で縁側での会話のシーンなどがありましたね。

  

  周辺の通りも石畳みになっていて、ちょっとしたタイムスリップ気分を味わえて散策が楽しくなりました。

  

 この時は 時季的に紅葉も見られたので、心が和みました。

 

ついでに訪れた古河市役所。

じつはここもロケ地の1つでした。

こちらでは、戦隊や仮面ライダーで、敵との戦闘場面でよく見かけます。

今回歩いた場所の他にもあちこちでロケ地として使われていて、古河は市全体でロケ先として盛んに貢献しています。


ロケ地探訪 谷中ぎんざ 編

2015年08月17日 | さんぽ

例年だと夏はあっという間に過ぎてしまうものだけど、今年の夏はやけに長いなぁと感じるのは連日の猛暑によるところが大きい。

外出するのが億劫になるので、休日も家でゴロゴロとテレビを観ながら過ごしていますが、今放映中の昼ドラ『癒し屋キリコの約束』は毎日観るのが楽しみなくらい、久々にハマった作品となっています。

原作となっている森沢明夫氏の作品では、昨年公開された映画『ふしぎな岬の物語』も観ていたので、このドラマも面白そうだと初回から惹きこまれました。

喫茶店の謎のオーナー・キリコと彼女を取り巻くゆかいな仲間たちが、悩み事を抱えた相談者たちを奇想天外な方法で解決し、その心まで癒していくというストーリー。

魅力あふれる登場人物たちに加えて、それぞれのキャスティングも個性的で上手くマッチしてるなぁと思います。

 

この作品の舞台はJR日暮里駅からすぐ近くにある谷中ぎんざ商店街

約200m近い真っすぐ続く通りを歩く人たちは日常の買い物客だけに限らず、外国人なども含め観光目的で訪れる人たちもいて賑わいを見せている。

劇中ではこの右側に純喫茶・昭和堂を案内する看板が掲げてあり、右折すると昭和堂に行く着くという設定になっている。

 

通りから少し外れたところに老舗和菓子店の幻味堂もありました。

許可を得て店内を撮らせていただきました。

前日もここで撮影があったとお店のご主人からお話しを伺いました。

リアルタイムで観ているので、ちょっと興奮です。

劇中に登場する猫まんじゅうは実際に売られていました。

甘いもの好きなので、お土産に4つほど購入しました。

よく見ると1つずつ顔の表情が違いますね。

白猫っていうところも個人的にはGOOD!

食べ物でなければ、コレクションとして飾っておきたいくらいでした。

美味しくいただきました。

 商店街を歩いていると、所どころで番組宣伝ポスターを見かけました。

猛暑の中のさんぽでしたが、そぞろ歩きを楽しみました。

久しぶりに谷中に来れてよかったです。