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カロリーヌの ガリバーりょこう

2014年10月22日 | 絵本

『カロリーヌの ガリバーりょこう』
さく/ピエール・プロブスト
やく/やました はるお
出版社:BL出版

1999年 2/13 本の日に長男、長女へ購入。
☆数ページ抜粋して紹介いたします。




きょうは、カロリーヌの たんじょうびです。
かわいい 8ひきのなかまたちは、ちょきんばこを あけて、
いっさつの すてきな ほんを プレゼントしました。それは、
『ガリバーの ぼうけんりょこう―ふじぎな くにへ』
という ほんです。

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 とつぜん、カロリーヌは めを さましました。 だれかに、かみのけを
ひっぱられています!うでも、おさえつけられています。 どかそうと しましたが、
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 あくるひ カロリーヌは、『ちびいぬし みずの おまつり』に まねかれました。
どてのうえに すわって、カロリーヌは、 ちびいぬたちが ふねを こいだり、
みずに とびこんだりするのを、たのしく ながめました。
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 あっというまに つりあげられて、
あみで すくいとられました!
「ねえ、なんだと おもう?」と、
でっかい しろねこが きいています。
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☆私が幼少の頃に買ってもらったカロリーヌの絵本(先に載せた、“小学館 世界の童話シリーズ”)以降、
再び書店で“カロリーヌ”を目にした時はとても嬉しくて、さっそく子ども達に購入しました。
初期の頃の画風と比べると、現代風な趣を感じるとともに、カロリーヌが少しお姉さんになった様な
気もします。
それでも息子、娘には新旧シリーズとも人気があって、よく読んだ覚えがあります。
絵の隅々に至る細かい描写
は、大人になってから読んでも楽しいです。