トイレがつまった！

娘たちが里帰りするのが近くなってからトイレの流れが悪いことに気が付いた。
この状態で２階のトイレを使われたら下のトイレはたまったもんじゃない。
じわ～っとは水は引いていくけれど・・・
ゴォ～感が一切ない。

トイレに常備してあるスッポンを使ったら・・・

スコッ、スコッ

と変な音がする。
長いこと使わないとすっぽんのゴムも朽ちるのね。
すっぽんのゴムが朽ちて、丸いくぼみの下が切れて空気が抜けていたから
そりゃスコスコ言うわな。

しゃあないな～買ってこんといかんかな～。

「ちょっとスッポンを買いに行ってくるわ。」

と夫に声をかけたら

「どうしたんぞ・・・裏の下水も長いこと見てないんと違うか」

と言ったので、納得して裏の下水管の蓋を久々に開けてみた。

くっさぁ～～～～～～～

それ程臭いのは、やっぱりつまっている証拠。
トイレだけじゃなく、台所とかお風呂のお湯とかも流れる下水やから流れ去ったら
そうそう臭いもんじゃないはず。
2年に1度くらい、下水管の蓋を開けて掃除をしている。
トイレの流れが悪いくらいで水の修理屋さんを依頼すると￥100,000近く請求される可能性がある。
なので定期的にチェックしてるわけやけど・・・

今回はその原因が見つからない。

ゴム手袋を2重にはいて、どこかおかしくないか見つめていた。
すると・・・糸のようなものが蓋の隅っこに見えた。
それを引っ張ると・・・

出てくる出てくる・・・大きく根の張った木の根っこが。

それを引っ張り出すと

ゴボゴボッ

と音を立てて下水は流れていった。
ホースを引っ張ってきて洗い流して無事、下水詰りの原因を解消。
木の根っこを引っ張り出すのはこれで3回目。
木の根っこも賢いもんで、だんだんと隠れて悪さをするようになった。
最初見つけた時には木の根っこが木の幹のように膨れ上がって下水管を通せんぼしていた。
次は蜘蛛の巣のように細かい根が下水管の蓋をしていた。
そして今度は根っこの元だけを下水管の蓋の隅に隠し
残りは水の流れに沿って下水管の奥深くに伸ばしていた。
それを私は引っ張り出したわけだ。

本当に大事に至らなくてよかった。
つまったまま、２階のトイレを使われて、下のトイレを私が使おうもんなら
下のトイレの水が外に溢れ出すとこやったわ。

こんな作業、他所の奥さんもしとるんやろか
当たり前といや、当たり前やけどええ奥さんやろ（笑）

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