のんびり､ゆっくりでいいじゃないか

　昨日も仕込みのアガリをうpしに馴染みのキンコーズに行ったが､Windowsが満席状態で更に何人かがカウンター前の椅子に腰かけて空くのを待っていて､当然俺もその中に混ざることにした｡
　しばらくして１台空きができ､最初に待っていた人が呼ばれてそこについた｡すると､隣に座ってたじいさんがそれを見て｢いったい俺の順番はいつにになるんだ！ただ１枚印刷して帰るだけなのに｣と店員さんを急かすように訊いた｡あぁ､これだから俺より先に生まれた何とか世代は…どおせじいさんの印刷ファイルは山登りの案内か何かでしょ？今端末の座ってる人たちは皆､じいさんのよりもっと大事な｢生活がかかった｣人達なんだ｡察して譲るって気持ちはないのかよ｡
　順番待ちすれば､何時かはどこか空いて使えるんだから､急がない｡あそこは名前を書いておけば店員さんが覚えてくれるので､自分がキャンセルするか彼らがポカしない限り割り込まれることはないし､その間外で用を足したりジュースを買いに行ってもいい｡何せキンコーズはジュースお菓子の持ち込みがゆるされていて､こちらがベストを尽くせば店もできる限りのことを提供するから､そのためにリラックスしてもらえるよう配慮されている｡
　自分の目的だけが先走って周りが見えないようでは､どっかで迷惑をかけるし見苦しい｡あまつさえ一言多けりゃ､却って自分が傷つくことになる｡あせらないあせらない｡こっちは余暇のために来てるんだ､先をいそぐ人はお先にどおぞ｡
　折角だから､みんながどういう気持ちでパソコンに向かっているのか観察してみよう｡面白いよ｡