(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

私、でも三脚の味方です

2019年08月31日 | とある貨レ撮りの世迷い言
 なぜ撮り金失の間でハスキーが未だに好まれるのか?疑問に思う人も多いと思う。
 かつては軽い三脚に違いなかったが、カーボン・マグネシウム合成体を使った物が出回る現在では重量はおろか強度の面でも劣るようになった。重さ度外視で強度だけ重要視すれば、日本製のスリック、ベルボン、もっと値が張る所ではジッツオと、鬼のようにある。更にセットものでは雲台が欠点で、パーンノブが薄くて、使い込まれたものは一回固く締めるとなかなか緩まないので、冬場は緩解に苦労する。まるでいいところがない。
 それでも何でハスキーなのか。
 多分、まずアフターサービス。部品を代引きで取り寄せれば自分で直せる他、国内の"代理店"に修理に出せば終了次第すぐ戻ってくる。何よりブランドこそアメリカだが、実は日本製、それも向こうのメーカーから免許皆伝で国産になったというお墨付きだ。
 あと肌触りのいい塗装なんじゃないか?という気がする。他にも色々他社に劣る部分はあるが、あのツルッツルの黒(長いこと使い込むと青くなってくる)塗装が肌に馴染むのだ。お陰で多少重くても、武装偵察のように長時間担いで歩いてても気にならない。もっとも備え付けのベルトでなくて、他社のを別付けして担いでの感想だが。
 また、「首なし(雲台別付け)」のハスキーもある。セットに比べて若干高いが、注文すれば今でも手に入れられる。使い慣れた雲台を捨てられない人のためにあると思われ、セットのよりも堅牢かつ使いやすいのを据えて使えるのがミソ。因みに俺はスリックのプロフェッショナルシリーズのを中古で仕入れたのを据えて使用しているので、ハスキーなのにスリックというぁゃιぃ使い心地を味わっている。
 とどのつまりまぁ、とりわけ良いところがないのが取り柄というか、自分で使いながらカスタム化できるのがいいのではないかと思う。ただし飽くまでこれは個人の意見なので、ホントに?と疑問に思ったら不取敢3段か4段を買って使ってみるよろし。

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