必死なのに｢がんばってください｣はないだろ・・

今時期ぐらいに運動会をやる学校は多くて
今日も元・某関東軍を構成していた部隊のあった県のとある小学校で
残暑厳しい中､運動会が開かれていた｡
赤､白､青､黄色…え？黄色て｡
ここの運動会は赤と白に分かれてやるスタイルじゃないらしい｡
今時は児童数が少ないから単純に赤対白にしてもいい筈だが
何かその辺は理由があるんだろう｡
赤､白､緑､黒…あ､この分け方はまずいか｡
(緑は中立､黒はアナキズム)
何せ児童が主役だから実況も児童｡
早い話放送委員がやってるんだけども
どうも定型的でなんだかなあ､と言う｡
まあそれも味わいの一つなんだが

｢◯(←組の色)､がんばってください｣

その､｢ください｣ってのが気にかかる｡
◯組は別段無気力でやってんじゃないのに
｢ください｣ってのは何だろう？
そこは普通に｢がんばれ､がんばれ｣でいいんじゃないか
やってる方は子供だし､一生懸命やってる所だから
特段気にしないだろうが
端から聞く分には､頑張ってないので｢…ください｣って付けてる
そんな印象を受けてしまう｡
尤も､先生方の指導マニュアルに
｢こうするべきである｣みたいな事があるんだろうから
至極もっともなことではあるので､それ以上は突っ込まないけれど
にしても､やってる本人たちは今まさに頑張ってるんだから
｢ください｣まで付け足すことはないだろう｡
何も廊下走ってる訳じゃないんだし｡

至らぬ点はあっても､みんな一生懸命なんだよ｡
そこも踏まえて｢がんばれ､がんばれ｣でお願いしたく｡