(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

新垂井の青い空 (6)

2021年03月18日 | ☆0番台☆☆[:]≡\| EF66 |/≡[:]☆☆100代鮫☆
 やっとこ思った通りの紙焼きが揚がってきた記念。

やりきった、んじゃないですかね。
のEF66 27牽引2059レ
(20.02.'21)

 幸い、5087レの通過した正午前位から青い部分が顔を覗かせてきて、7M「しらさぎ7号」がカッ飛んでいった時間帯には燦々と陽の光が降り注いでいた。
 通過する30分前、ボーッと眺めてこの1年間を思う。こういう「快晴」の下で撮れるというのは滅多に機会がないし、鉄ちゃんとしてとても幸せなことだ。去年の4月7日の時に仕挫った時の方が空は澄んでたけど、死ぬほど暑かった8月4日みたくちょこちょこと雲が泳いでもいない。
 誰かが「通過は1401時」と言った。経験で言わせて貰うなら、ロクロク牽引貨物は意外と速い。みんなここぞというところでカッ飛んできたし、半端な時刻で通過しないもんだ。
 とか思っていたら真打ちが踏切の向こうに姿を見せた。カーヴで左を向いてからが勝負、押されないように負けないように。
 歓声が挙がる。「お疲れ様でしたー!」の挨拶が交わされて、あっという間に蜘蛛の子蜘蛛の子。
 一方、心なしか早くにシャッターを切った気がした俺は、また「やっちまった」と悔やんだ。周りが浮かれてる時に一人反省しながら帰るのは辛い。出来ればあの場にいたことの喜びを分かち合いたいが、仕挫ってしまったという思いが強くてあまり浮いた顔が出来なかった。
 帰ってから仕込みを済ませて、そのアガリを回収。仕挫った筈のその一瞬がちゃんと納まっている。思わずライトボックスの前で何回もガッツポーズをとっていた。

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