(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

絶壁を越えて

2024年09月20日 | ▲EF62・EF64▲遥かなる山の呼び声▲甲信越・中央東線▲
 ユーロが走る日に特雪が走ったのか、特雪が走るのにユーロがあったのか、メインが違うと言い分も違うのでお互いカチンと来てしまうが、だいたい日曜日に特雪とか、そんな好きそうな人間集まる日にやんのかと。

(回)9336レ。運転士席側スカートのすぐ右は『壁』(関山〜二本木間:14.02.'99)

 再掲、並びに過去ログ再利用で失礼。
 この99年のヴァレンタインの日は色々忙しい日で、シュプールユーロもあれば489系ボンネットで運転のシュプール妙高志賀もあって、更にDD14背合わせ重連の特雪も運転されてたから、色々欲張った友人のクルマで追っかけやったりして最後ブッ倒れたんだった。
 回の9336レの前に戻りの特雪撮ろうぜってことになり、踏切の手前五反田の集落に行く道からアタックをかけた。というのも、五反田踏切は冬場耕運機の通らない農道を渡るので、そこまで行くのにシコタマ積った雪の中に踏み込んでいかなくてはならなかった。当然スノトレ履いた上にスパッツつけて更にワカン装着して突撃する。
 線路っ端まで着いたら一度ワカンを脱いで線路を渡っていく。一回飛び降りてから「壁」を攀じ登る訳だが、この壁の硬いこと硬いこと。2㍍近い壁は関山の某農場裏で経験があったが、特雪のウイングの圧力で強制的に削り取られた壁は手足が掛からない絶壁で、同伴してくれるヤツと二人で行かないと難しかった。
 コレを撮った後は友人の提案で、クルマで「藤沢」(新井〜二本木間)まで下って489系の「送り込み」を撮ることになった。時間が近いから急速撤収して移動したが、間一髪で撮れた友人に対して、俺は雪に足を取られて若干遅れたため489系は撮れなかった。尤も俺には本命が別にあったから、その時は何とも思わなかったが、今にして思えば惜しいことをしたかな・・・と反省している。


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