(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

本当にネ申はいなかったのか?

2009年01月25日 | ネットあれこれ
まぁ、昨日遅くの3本目の更新に
いったんユーリ・ガガーリンの話を書いたあと
色々考えて消したんだけど

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3

日本では「地球は青かった」ってのが名文句として
知られてるんだけど、
海の向こう、アメリカでは
「神はいなかった」っていうその二の句が
物議を醸したのよ。
己の信ずる神の事を「いない」って言われたら
信心深い人なら怒るところだけども。

で、こういう事もあるらしいのね。

「神はいなかった」
ガガーリンの地球周回中の言葉として報道され、有名になったものとして「ここに神は見当たらない」というものがあるが、地上との交信記録の中にこの言葉は出てこない。他に 「私はまわりを見渡したが、神は見当たらなかった」という表現でもよく引き合いに出されるが、出典のはっきりしない言葉である。

ガガーリンの親友であった宇宙飛行士アレクセイ・レオーノフは著書"Two sides of the moon"(『アポロとソユーズ』、p295)の中でガガーリン自身が好んで語ったアネクドートとして次の話をあげている。おそらく、この中の言葉が彼自身の言葉として一人歩きしているのではないかと思われる。

宇宙から帰還したガガーリンの歓迎パーティにロシア正教のモスクワ総主教アレクシー1世が列席しており、ガガーリンに尋ねた。

総主教「宇宙を飛んでいたとき、神の姿を見ただろうか。」
ガガーリン「見えませんでした。」
総主教「わが息子よ、神の姿が見えなかったことは自分の胸だけに収めておくように。」
しばらくしてフルシチョフがガガーリンに同じことを尋ねた。総主教との約束を思い出したガガーリンはさきほどとは違うことを答えた。
ガガーリン「見えました。」
フルシチョフ「同志よ、神の姿が見えたことは誰にもいわないように。」(レーニン主義は宗教を否定している)

>ガガーリン自身が好んで語った(※)アネクドート
(※:ロシア語で笑い話、小話、ネタ話を意味するもの)

でも、ネタの中に本音が入ってる
ってこともあるからね…。
漏れなんかは殊に「自身が好んで語った」ってトコが
少々気がかりというか。

ロシア正教の聖職者には見えなかったと答え
フルシチョフ同志には見えちゃったと答えたガガーリソ
ネタではありますが。
本当のところは彼にしかわからないのでしょうけど
おそらく地球は彼にとって宗教以上に素晴らしいものに
見えたのではないでしょうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿