栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

パンの記念日に

2024-04-12 22:09:12 | Weblog
朝食は、タケノコご飯にしました♡

日本で初めてパンが本格的に製造されたのが
天保13年4月12日だったそうです…伊豆韮山代官の
江川太郎左衛門英龍が軍用携帯食糧として
乾パンを作ったのが始まりとか…。

オヤツの時間に
「すまいるえきちゃん」のパンを食べました♡
≪すまいるえきちゃんは、魔法で駅や列車を笑顔に
変えてしまうという駅舎の妖精、JR四国の公式イメージキャラクター≫

山で見つけたイタドリを仮置きして
十三絃箏の尾布の部分と一緒に記念撮影。

今夜の箏曲は「つつじ」≪躑躅≫
【曲種】地歌・長唄物・物尽し歌
【作詞者】不詳
【作曲者】佐山検校
【調弦】三絃 本調子→二上り→高三下がり
    箏 半雲井調子→平調子→中空調子
【詞章】
さなきだに春風ゆかし み吉野の里に流るる桜川
花とは見えし谷々の 雪こそ見ゆれ 紅しほる八重紫やこむらさき
ゆかりの水の吉野川 朧の月のひまひまに せめてひともと折り添えて
花の情けの 
その奥を 尋ね尋ねて奈良坂や
児手柏のふた面とにかくものを思えば岩根の山の岩躑躅
嵐の山の峯の高松 
時雨にさえも 染まで幾年過ごす身の 
げに春ごとに咲き初むる 大霧島に小霧島 牡丹躑躅も色遠く
薩摩千よの花盛り 夏山かけて
香りくる 
その花車愛らしくいと紅に飛入り万よ 籬躑躅の花の露 手にや掬んで
我が袖に暮れゆく春をしばしとどめん♪

・・・躑躅の種類を紹介しながら、嫁ぐ娘の成長への祝福と寂しさとが
相半ばする感傷を歌ったもの・・・ 

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