栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

磯千鳥

2021-11-05 23:53:08 | お箏
夫の検診日に・・・
1時間だけお箏の先生宅で過ごしました♪
お抹茶と百年茶と私の好きな≪お茶うけ≫をいただきながら

演奏会の話・茶話会の話・これからの活動予定などを
聞きました♪

夫の前立腺検診・超音波検査も異常なし。
ホッとして午後1時半昼食。
(転倒後の内出血も消えました)
≪シャッター街≫になりそうな少し寂しい商店街を歩いて
三越へ行き、
頼んでいた夫の眼鏡を受け取り、画廊で
「濱田 亨 新作展」を見たところでアイさんに遭遇!
数分の立ち話でも 姿を見ながらの近況報告は嬉しく
励みになりますね

お箏の先生から「磯千鳥」の楽譜を
見ておいてくださいと言われて
探しているところです

『磯千鳥』地歌箏曲、京風手事物。
作曲・菊岡検校 箏、手付け・八重崎検校
作詞・橘岐山 
【詞章】
うたた寝の 枕に響く 明けの鐘
実にままならぬ 世の中を
何にたとへん 飛鳥川
昨日の淵は今日の瀬と
変わり易きを 変わるなと
契りしことも いつしかに
身は浮き舟の 楫(かじ)を絶え
今は寄るべも しら波や
棹(さお)の雫か 涙の雨か
濡れにぞ濡れし 濡れ衣
身に泌む(しむ)けさの 浦風に
侘びつつ鳴くや 磯千鳥

解説に 
≪源氏物語、第12帖の須磨の巻を題材にしながら、
貧しい公卿の娘、お磯の不遇を
磯千鳥になぞらえ歌った追善曲≫と。

移り気な男性を待って
眠れない夜を過ごす女性の悲痛な感懐・・・
海辺の・・・磯千鳥の声・・・

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