栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

大納言小豆

2015-01-15 22:35:35 | Weblog

一月は、想紅・おもいくれない・
http://blog.goo.ne.jp/ecosan_8/e/28504335ad2998383524cdec4fa795ed

江戸時代末期には、各月に色の名がつけられていたそうです・・・の続きです。

お気に入りノートを見つけました!
1月・想紅・雪の下に咲く一輪の寒椿。

2月・恋待ち蕾(こいまちつぼみ)土から顔を出した蕗の薹、うぶ毛があって白っぽい。

3月・夢宵桜;・春霞にかすんだ山に咲いた桜、白ともピンクとも。

4月・花舞い小枝・若い枝の色。

5月・初恋薊(はつこいあざみ)青紫系統の紫。

6月・憧れ葛(あこがれかずら)青梅の緑、緑青の色。

7月・咲き初め小藤(さきそめこふじ)淡い藤色。

8月・夢見昼顔・淡いローズピンク。

9月・恋路十六夜・山葡萄のような深い藍色。

10月・想われ紫苑・赤紫。

11月・恋染め紅葉・紅と朱を混ぜた色。

12月・忘れな菫・ブルーグレー、夕方の雪の色。

     

ノートのスミッコに≪大納言小豆という呼び名はどこから?≫と小さな文字をみつけて
大納言小豆を煮たものを味わって食べました

     

農林水産省のページに
小豆の中で特に大粒な品種群を「大納言」と呼び、普通の小豆品種とは区分されているとありました・・・
由来は、大粒なだけでなく、煮たときに皮が破れにくい特性を持ち
いわゆる「腹切れ」が生じにくいことから、
切腹の習慣がない公卿の官位である「大納言」と名付けられたとも・・・
豆の形が大納言が被った烏帽子に似ていると言う説もあるそうです。

江戸時代には、≪大納言≫より小粒な≪中納言≫≪少納言≫と名付けられた品種もあり
一部の地域で栽培されているとも・・・。

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