エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

「ユーグレナ」という微生物

2007年05月22日 09時24分50秒 | エコ商品ウオッチング
第2回ロハスデザイン大賞にノミネートされていました。
エ・ビ・スの本業は健康関連なので、
こういう商品には大変興味があります。
「あるある」大事件以降、健康食品についての信頼回復が大変な時期です。
でも健康は大切です。
人間にとって大切な環境と健康がセットになっているというのは、
興味深いことです。

「ユーグレナ」ってなんぞや?
調べてみたら、ミドリムシのことなんですね。
ゾウリムシとかと同じ微生物。
小学校の理科の実験で見ました。
ムシというから誤解がありますが、
実は光合成をおこなっている植物のような動物のような不思議な生物。
「ユーグレナ」類の種類は800種以上。
動く植物、というか藻なんでしょうね。

説明によると、
「ユーグレナ」が光合成で使う二酸化炭素は結構な量。
東京ドーム1杯分の「ユーグレナ」があれば、
火力発電所20ヶ所分の二酸化炭素を固着できるそう。
発電所とか工場で「ユーグレナ」を培養すれば、
排出量が減らせるわけです。
「ユーグレナ」が増えれば二酸化炭素を使っているんだろうけど
減っているのが見えるのかなぁ。

東京大学・大阪府立大学とユーグレナ社の研究活動により、
石垣島で培養されるようになったようです。
で、培養して増えた「ユーグレナ」を健康食品として活用。
入口があれば出口も必要。
データを見る限り「ユーグレナ」には、
充分なビタミンや必須アミノ酸を含有しています。
DHAやEPAも入ってる。
1ヶ月で6000円。
安いわけじゃないな・・・

大量に生産されるほど、安くなるし、
二酸化炭素も固着する。
頑張ってほしいものです。


「環境」人気ブログランキングはコチラ

banner_02[1].gif


にほんブログ村 環境ブログへ

にほんブログ村 環境ブログへ

by エ・ビ・ス


最新の画像もっと見る

コメントを投稿