エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

発電所設置の条件 環境土曜講座

2007年03月19日 20時46分18秒 | エネルギーがいる
自然エネルギーは、自然が相手。
自然に恵まれている場所と、そうでない場所はあります。
当然向いている条件もあります。
大阪は太陽光に向いている。
でも太陽光発電ができない地域ってないように思う。
逆に言うと大阪は太陽光発電しかできない?

そんな太陽光発電の条件。
①南向き
 東西方向へは最大20度まで傾いても大丈夫。
②傾斜角30度
 20度ぐらいでもよい。
 シャープの亀山工場ではかなりフラット。
 面積が大きいから80%ぐらいの効率でもやっていけるのだろう。
③影にならない
 近い影ほど影響が出る。
 ぽっぽおひさま発電所では、となりのゴルフの打ちっぱなしの網のせいで
 発電量が減っていました。
 けっこう微妙に影響します。
④気温が25度でもっとも効率よく発電。
 夏より春のほうが発電できます。
発電量の目安は年間1万KWh。
事業費の目安は1KWhあたり60~70万。
採算性は25年から30年で初期投資を回収。

これが風力発電になると、
①強い風が吹いていること。
 地上30メートルの高さで、年間平均5~6メートルの風
②送電線が近くにあること。
③資材を運ぶ道路があること。
 山の上とかに立てる場合ですが。
発電量の目安は年間175万KWh。
事業費の目安は2億5千万。
採算性の目安は15年で初期投資を回収。
太陽光発電とはケタ違い。

小水力発電も考えられますが、
こちらは、落差と水量が必要。
5メートルの落差で流量5㎥/秒。

そのうち場所の取り合いになって、
早い者勝ち状態になるぐらい普及して欲しいものです。


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