エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

三洋電機 太陽電池の電気変換効率の世界記録樹立

2009年05月24日 20時16分06秒 | 太陽のエネルギーがいる
太陽光発電パネルの主要部品である太陽電池で、太陽エネルギーを
電気に変える変換効率の世界最高記録が更新された。

更新に成功したのは三洋電機で、22.3%だった従来の記録を23.0%に塗り替えた。
この記録更新はシリコンを使ったタイプで100平方センチメートル以上の
実用サイズで達成したものだ。

太陽電池を複数枚配列した太陽光発電パネルの
変換効率は現状10%台のものが多く、今回、三洋電機が記録更新基準の
部品性能の向上を達成したことで、パネル変換効率の20%台も現実味を帯びてきた。

発電効率の向上は、設置するパネルの面積が小さく済み、販売価格の低下に
つながるため国内外のメーカー間で効率向上の開発競争が過熱している。

その太陽電池の変換効率の引き上げは、22%台が中心だったが、今回の三洋電気が
実用サイズで世界で初めて23%の壁を突破した事で、他社を一歩リードした格好だ。
しかしこれを受けて他社も開発をさらに強化することも予想され、益々競争は激しく
なるだろう。

この競争で価格ダウンが実現すれば、日本の住宅での太陽光発電の導入に
拍車がかかるかも知れない。
それには、かなりの価格ダウンが必要だろうけど。
10%や20%程度ならそんなには需要は増えないと思う。
何せ今の価格は高すぎるから。


「環境」人気ブログランキングはコチラ

banner_02[1].gif


にほんブログ村 環境ブログへ

にほんブログ村 環境ブログへ

by エ・ビ・ス









最新の画像もっと見る

コメントを投稿