最新の研究で、暴風が引き起こす海上の波の音を基準に地球温暖化の進行度が
測定可能になったという。
従来地震観測の際には、暴風によって発生した巨大な波浪が海岸線に向かって
押し寄せるときの音を取り除いてきた。
それは地震計に現れる脈動波浪が高くなった時期に大きくなる低周波音が
観測の邪魔になるとされていたからだ。
ところが現在では、一部の研究者は逆にその観測データーから地震そのものの音を
電子的に除去し、暴風による波の音量を上げて記録するようになっている。
この方法により波が海岸に押し寄せる音は、はっきりと識別できる固有振動を
生み出している事がより明らかになった。
このデータ分析から、地球温暖化の進行度と暴風の数・規模・勢力の増大は
比例していることも解明されつつある。
この研究をさらに進めるには地球規模のデーターが必要となるが、
世界各地の地震観測所では、1930年代以降、ほほ同じ方式(従来方式ではあるが)で
地球規模の振動モニタリングが続けられており、その蓄積データーがあることも
研究にとっては大きな強みとなっている。
この研究はアメリカのカリフォルニア州にあるスクリップス海洋研究所の
研究チームがリーダーシップをとり、データの解析を行っているが、
間もなく完全な解析結果を公表できるとしている。
しかし、このデーターは旧式の観測で得られたもので、エ・ビ・スなどは、
気象衛星による最新の観測データーを利用したほうが、より正確な研究結果が
得られると思うのだが、研究チームによれば衛星技術の進歩はめざましく、
この数十年で大きく変化したため短期的な研究には向いているが、
長期的に暴風をたどる手段としては問題が多い。
逆に地震観測所のデータを利用する方法は観測装置、方法に大きな変更はなく、
暴風の活動によって発生する振動が一貫性のある形式で計測されているため、
得られたデータにも一貫性があり、科学研究の信頼性を確保する上では
むしろ適しているとしている。
研究の完全な解析結果の発表が待ち遠しい。
しかしそれよりも、古いものでも最新の物より使い道があるといわれると、
自他共に認める正真正銘のオジサンのエ・ビ・スなどは、
なにやら嬉しい気分になってくる。
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by エ・ビ・ス
測定可能になったという。
従来地震観測の際には、暴風によって発生した巨大な波浪が海岸線に向かって
押し寄せるときの音を取り除いてきた。
それは地震計に現れる脈動波浪が高くなった時期に大きくなる低周波音が
観測の邪魔になるとされていたからだ。
ところが現在では、一部の研究者は逆にその観測データーから地震そのものの音を
電子的に除去し、暴風による波の音量を上げて記録するようになっている。
この方法により波が海岸に押し寄せる音は、はっきりと識別できる固有振動を
生み出している事がより明らかになった。
このデータ分析から、地球温暖化の進行度と暴風の数・規模・勢力の増大は
比例していることも解明されつつある。
この研究をさらに進めるには地球規模のデーターが必要となるが、
世界各地の地震観測所では、1930年代以降、ほほ同じ方式(従来方式ではあるが)で
地球規模の振動モニタリングが続けられており、その蓄積データーがあることも
研究にとっては大きな強みとなっている。
この研究はアメリカのカリフォルニア州にあるスクリップス海洋研究所の
研究チームがリーダーシップをとり、データの解析を行っているが、
間もなく完全な解析結果を公表できるとしている。
しかし、このデーターは旧式の観測で得られたもので、エ・ビ・スなどは、
気象衛星による最新の観測データーを利用したほうが、より正確な研究結果が
得られると思うのだが、研究チームによれば衛星技術の進歩はめざましく、
この数十年で大きく変化したため短期的な研究には向いているが、
長期的に暴風をたどる手段としては問題が多い。
逆に地震観測所のデータを利用する方法は観測装置、方法に大きな変更はなく、
暴風の活動によって発生する振動が一貫性のある形式で計測されているため、
得られたデータにも一貫性があり、科学研究の信頼性を確保する上では
むしろ適しているとしている。
研究の完全な解析結果の発表が待ち遠しい。
しかしそれよりも、古いものでも最新の物より使い道があるといわれると、
自他共に認める正真正銘のオジサンのエ・ビ・スなどは、
なにやら嬉しい気分になってくる。
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