エ・ビ・ス Eco Business Study

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エコロジー・ビジネス・スタディ

日本の市民共同発電所、すでに80ヶ所以上 環境土曜講座

2007年03月19日 09時15分33秒 | エネルギーがいる
市民共同発電所が初めてできたのは、
いつごろのことでしょう?
1994年の「太陽光・風力発電トラスト」が一番かなぁ。
市民共同発電所全国フォーラムというのも開かれていたんですね。
太陽光発電所が多いのですが、北海道・東北には風力発電所もある。
関西にはけっこう市民共同発電所が多く、
特に滋賀県では10ヶ所近くあるんではないでしょうか。
どこかに一覧表はないのでしょうか?

共同発電所の成り立ちには様々な形やスタイル、きっかけがあります。
どうやって出来上がったかには、それぞれの物語もあります。
だれかポータルサイトでも作ったら、参加者が増えるような気がするんですけど。

共同するといっても何種類かの方式があります。
●寄付金方式
 所有者 設置場所の持ち主
 参加者の出資額 小
 電力売上金の処理 新規設置に利用など
 代表的設置体 京都グリーンファンド、
        茅ヶ崎みどりのえねるぎー本舗

●共同所有方式
 所有者 出資者の共同
 参加者の出資額 中
 電力売上金の処理 分配
 代表的設置体 いしべに市民共同発電所を作る会

●団体所有方式
 所有者 団体
 参加者の出資額 団体が出資
 電力売上金の処理 団体が取得
 代表的設置体 野洲町小南地区自給会

●市民会社方式
 所有者 企業
 参加者の出資額 大
 電力売上金の処理 定率で分配
 代表的設置体 ㈲太陽光発電設備
        ㈱北海道市民風力発電

●地域共同方式
 所有者 地域
 参加者の出資額 小
 電力売上金の処理 地域に還元
 代表的設置体 野洲町・住民・企業など

先日見学した、ぽっぽおひさま発電所は、
団体所有方式ですね。
どれがいいかは、誰が旗を振ったかによるのでしょう。
比率としては、
市民会社が30%、寄付金方式30%、出資方式が30%。
ここまでケーススタディがあれば、
「うちも作ろう」といいやすい。

だれか「市民共同発電所の作り方」という情報サイト作ってください。


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