エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

臭わない簡易トイレ「バイオ洗浄水循環型トイレ」

2007年10月15日 11時35分50秒 | エコ商品ウオッチング
野外イベント会場の簡易トイレや下水整理がされていない
公園などのトイレは、特に悪臭が漂い使いづらい事が多い。
特に夏場などは、酷いものだ。
とは言いつつも我慢できない時は、息を止めてでも使わざるを得ない。
こういう経験をした人も多いことだろう。

そこで開発されたのが、島根県にある株式会社ランコンの洗浄水循環型トイレ
「ユニレット」だ。

ユニレットはトイレ個室と一体化された処理槽(本体の下層部)にバクテリアを
大量に植え付けた100%自然成分の「タフバイオ剤」(特許公開中)を混入し、
そのバクテリアが水中のし尿などを食べることで水をきれいに分解する。
その時、臭いの発生源も分解する。
その水を再びトイレの洗浄水として循環させる自己完結式の水洗トイレだ。

設置、撤去および移動も簡単で、平らなところであれば運搬して水平レベルを
とるだけで、工事の必要はなく家庭用100Vの電気を確保するのみで、
すぐに使用できる。

ユニレットは循環式でもクリーンな本格水洗水が流れるので、家庭用の水洗トイレと
同じように清潔に使用するため快適に使用することが出来る。
下水道が完備されていない所や浄化槽からの排水ができない所に最適な
トイレと言えよう。

最初に設置するときに処理水として処理槽内に水道水を注入させ、
この水をトイレ個室と処理槽内を循環させてトイレの流し水として再使用するため
節水面から見てもすぐれた製品と言えそうだ。

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