オーガニックコットンを増やす努力 伊藤忠商事

伊藤忠商事の社長は、繊維畑出身で、
なにげに苦しい繊維業界に一石を投じようとしているのでしょうか？
伊藤忠商事では、オーガニックコットンの普及に挑んでいます。
大手商社が本気を出すと、
ガンガン変わる可能性が高いので、
ここはひとつ、頑張って欲しいものです。

「川上から川下まで手がける、
　商社の強みを生かして広めたい」
そりゃ伊藤忠が動けば、スゴイっす。

世界有数の綿花生産地インド。
ここで「プレオーガニックコットンプログラム」を展開中。

オーガニックコットン。
３年間農薬や化学肥料を使ってない土地で作られることが条件。
この認定までの３年間が問題。
農薬、化学肥料を使わないと、収穫量が２割落ちるんです。
そうなると３年間収入も減るのです。

当然のように、収穫量が減る栽培をするために、
３年間の収入も減ることを、
農家の方はしませんよね。

オーガニックコットン。
世界の綿花栽培の、たった数％しかないのもあたりまえ。

それを伊藤忠さんが、
この３年間の移行期間のものをプレオーガニックコットンとして、
２割増で購入してくれるわけです。

伊藤忠さんが旗を振ると、賛同せざるを得ない企業がいっぱい。
エドウインとかイトキンとかが賛同してます。

いや、でもオーガニックな栽培を広めていただきたいので、
ぜひぜひ頑張っていただきたいものです。


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by　エ・ビ・ス