大阪駅の光ダクトシステム

ＥＮＥＸ２００７のＮＥＤＯのブースに、
光ダクトシステムの展示がありました。
エ・ビ・スでも以前取り上げていたものです。

太陽の光はありがたいものです。
地球上のすべてのエネルギーが、太陽に由来しています。
出来ることなら太陽の光のもとで暮らしたい。
都会暮らしでは、そうもいきません。
建物によって光を遮ってしまいます。
家の中にもっと光を・・・

映画「インディ・ジョーンズ」で、
エジプトの遺跡の中で、太陽の光が差し込むと、
鏡に反射してインディの杖の先の宝石に光が当って
宝のありかを指し示すシーンがありました。

建物の中もそんな風に光を取り入れることができないものか？
それが光ダクトシステムです。
創っていたのは㈱マテリアルハウスさんです。
担当の人にいろいろ質問してみました。
・後付は出来ないのか？
ダクトのスペースさえあれば可能。
・新築時に入れるのに決定するのは、建築士の提案か？施主の要望か？
建築士の提案も大きいが、施主からの問合せも大変多い。
・施主の要望の意味はコストか？
建築物の価値をあげるために環境配慮の施策のひとつとして取り入れることが多い。
照明が要らない訳ではないので、コストは余分にかかる。
・地下鉄の構内とかではできないのか？
現在計画が進行中（大阪のどこかの地下鉄らしい）
・どこかで現地を見ることはできないか？
大阪駅にあります。

さっそく行きました。
こんなところにあったとは。

　

大阪駅は大きく変わろうとしています。
北側に三越が入るので大工事が進行中。
それにともなう事前工事の一環でバス停留所の上に建物が出来ています。
オープンスペースだったバスのロータリーに、
建物が蓋をしたわけで、
バス停の明るさを確保する為に採用されたようです。

感想としては、正直言うとチョット暗い。
光ダクトシステムだけだとつらいのかなぁ。
建物によって条件が違いますけどねぇ。


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by　エ・ビ・ス