エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

酒飲み連中のアカデミックな休日

2009年05月10日 11時39分19秒 | エ・ビ・スの環境雑感
酒飲み連中が集まり京都駅近くにある「H」という煮込みとおでんの
専門店に行こうと言うことになった。
しかしそれだけでは芸がないので、どこか皆があまり行かない様な
マニアックなところに行ってみようと話がまとまった。

皆で色々と探したが、一人が、京都御所の目と鼻の先に、
益富地学会館という石の博物館があるのを発見したので、
昨日それに合わせてコースを組み実施した。
名付けて「大人の遠足」。

京都地下鉄の丸太町駅に正午に集合し、地学会館に行く前に京都補所を散策。
しかし、これがなかなかのヒットだった。
休憩所で昼食をとった後、閉院宮邸跡を見学、中で係の人の説明を聞いたが、
これが目から鱗だった。

最初は御所の場所は現在の場所でなかった事や、現在の御所の外周が4キロで、
いわゆる1里だという豆知識的な物から、歴史的な事項まで説明は
大変面白かったが、エ・ビ・スが驚いたのはここを含めて、
御所内の大半を管理しているのは宮内庁ではなく環境省だと言うことだった。

実は今まで御所と言っていたのは間違いで全体をさしては
京都御苑と言うのが正しく、皇居外苑、新宿御苑とともに
日本に3つある国民公園の一つで、その為環境省が管理している。

宮内庁が管理しているのは、御苑内にある、仙洞御所、大宮御所、京都補所の
3つだけだということ。
この説明をしてくれた係りの人も当然環境省関係者となる。

閉院宮邸跡の一部屋では、生物多様性などのパネル展示の準備がされていた。
近々そのような催しがあるのだろう。
この辺りも環境省の管理と言うことが伺える。

後は特別に公開されていた茶室拾翠亭をみて京都御苑の見学を終えた。

その後の地学会館も鉱石、化石などの展示が面白く、熱心に見ていると
係りの人が詳しく説明をしてくれたり、普段は、さわれない石や化石を
実際にさわらせてくれたりもした。

気づいたときは閉館時間をかなり過ぎていた。
ここでは地球の営みや自然の不思議さなどを感じた。

酒飲み中年達にしてはアカデミックな休日の過ごし方だと思えませんか?
そして最後は一番の目的である「H」へ、大いに飲み食いし盛り上がったのは
言うまでもない。


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by エ・ビ・ス







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