エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

腰痛緩和へ、リハビリ散策は里山で

2023年03月29日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
腰痛緩和へ・・・
試行リハビリ散策は里山で

■ 山 行 日     2023年03月28日 (火) 日帰り
■ コ ー ス     馬追名水コース
■ メ ン バ ー      夫婦登山 №10
■ 登 山 形 態      登山道 (遊歩道) 長靴
■ 地 形 図     1/25000地形図  「南長沼」「三川」「栗山」
■ 三角点・点名    瀞台 一等三角点 点名「馬追山 ウマオイヤマ」
■ コースタイム    リハビリのため不測

★ ちょうど1ヶ月振りのお山・・・
3月26日~28日の3日間は、元々夫婦登山を計画していた日。しかし、仮に腰痛が無くても
27日の天候は悪く「遠征」は中止になっていたと思う。どこまで運に見放されたのか、それと
もどうせ腰痛でダメだったんだから良かったと解釈するのが良いのか?とどうでもいい言い訳を
考える始末である。

ともかく28日は全道的な晴れ模様なのは確か。ならばどこかで身体を動かそう・・と、重い腰
を上げる。ハードな山など行ける訳も無く足慣らしを試行するには地元の「安平山」か長沼町の
「瀞台」と「長官山」くらいしか浮かばない。雪解けも進み「瀞台」ならもう無いだろうと決め
付け行く事にした。

前回の夫婦登山は、2月28日だったので丁度1ヶ月振りの山行となり、その間の運動不足は否
めない事実である。



名水コースの登山口には、予想通り雪は無かった・・・

★ 急きょも長沼の山友を誘って見た・・・
自宅を出る時、急きょ長沼に住む二人の顔が浮かんだ・・。
きんちゃんとりょうまさんだ。二人ともこの山の登山道を整備している山岳会のメンバーだが、
縁あって交流が続いている。ただ、りょうまさんは先日肩の手術をしたばかりでリハビリ中だし
きんちゃんは現役組で平日は勤務の日が多いと知っていた。グループラインでお誘いして見ると
きんちゃんからすぐに返事があり、「これから仕事に行きま~す」だったし、りょうまさんから
も「これからリハビリに病院へ」と返信があった。既読だけして返す暇なく登山口に着き、出発
したので、下山後に返信しようと思っていたのでそのままスルーしていた・・。



山道の両脇に咲く「福寿草たち」が出迎えてくれた・・・




山道には、昨日降ったと思われる雪が残っていた・・・


日陰のところにはしっかりと残雪があるも日差しはもう春を感じていた・・


確信は無いが「エルタテハ」という蝶だと思う。越冬した成蝶かも知れない。


日当たりの良い山道には群れるように咲く福寿草にこちらも心躍る気分となる

★ 撮りながら痛み無く順調に・・・
一応腰にはコルセットを付けて歩いていたが、最初から痛みも出ずに順調だった。
急ぎ歩きしようとするとすぐに汗がにじみ出るので、再びゆっくりペースに戻し、山道に咲く福
寿草を撮りながら瀞台を目指した。

歩いている馬追丘陵は南北に連なり、最高点でも275m程だが少しだけ高度を上げただけで山
の様相を変える残雪地帯もまだ残っていた。ここの春はもう少しだけど、場所によりもう少し後
なのかなぁ~という印象も抱いた。それでも燦燦と浴びる陽に元気に咲いている福寿草に癒され
頂上はいつも通り1時間ほどで着いてしまった。



「お前も元気出せよ!」って励まされてるようだ・・・


いままで「ガクアジサイ」と勘違いしていたが「ノリウツギ」が正解のようだった・・・


中間付近の分岐点で様相が一変し驚いた。

★ 変わらぬ瀞台に安堵・・・
10時45分頃、丁度1時間ほどで瀞台に到着する。
若干の残雪があるもいつもと変わらぬ風景に何故か安堵して心が和む感じがした。途中で抜かれ
たトレラン風の先行者はきっと長官山まで行ったのか?頂上は貸切だった。

風も弱く暖かいのでちょっとゆっくりしながら、小さな雪だるまを作って遊ぶ・・・笑
頂上写真もいつもとアングルを変えて、イスに座ってカメラを見ずに撮って見た・・・笑



チーヤンの作った「オラフ風雪だるま」をバックに・・・


オラフに似てますか?


今までにないアングルの頂上写真かも?


帰りの福寿草は皆花が開いて賑やかだった・・・




F~瀞台まで片道2.8㎞なので、往復5.6㎞の散策を終えた事になる・・

★ サプライズな再会・・・
ホント凄いタイミングで一台の車が横付けしてこちらを覗く。それは、りょうまさんだった!
何時に登るとも降りるとも伝えていないのに、私たちが下山して帰ろうとした時のタイミングで
りょうまさんが来たのだ。それはまるで知っていたかのようで、驚くばかりだった。昨年の11
月30日にきんちゃんと3人で登った錦岡ルートの樽前・西山以来だから、4ヶ月振りの再会だ
った。

単純に嬉しかった。
「互いに故障中の身だけれど、酒だけは飲んでるよ」とラインでのやり取り。だから、もう少し
良くなったら3人で祝杯しようねとつい先日打合せしたところだったので、再会後も会話は弾む。
妻チーヤンも何度かお会いしているので共通の山友として会話に加わり、飲み会の話は具体化し
そうだ・・・笑

りょうまさんの左腕は、まだ上がらず歩くだけでも痛みがあると言う。約4ヶ月間のリハビリが
必要らしく毎日、支障の無い程度に散歩だけは続けているらしい。そして、自営の仕事をこれか
らやりますと帰る車を見送った。



下山後のタイミングで来てくれたりょうまさんと再会・・・

★ 焦らずも運動不足解消は必要・・・
60半ばを過ぎて、身体に異変を感じるとつい運動が疎かになるものだ。
まして要となる腰痛は、動かしたくとも動かせず苦しい日々が続いてしまう。その間が長ければ
長い程筋力も体力も落ちるのは早く、元に戻す事の大変さは知っているつもりだ。

運動不足と体力を戻すには、やはりジョギング程度でも走る事が良いのは知っているが、一度止
めた習慣を元に戻すのは意外にも難しいと分かる。自分に甘く人に厳しい性格は今も変わらず、
他力本願もそのままに自分から決意して行動に移すまでの時間は遅い。

さて、本来の挑戦を挑めるのはいつになるのだろうか・・・・?



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