講師に比嘉信子さんをお迎えして福祉講演会を行いました。
演題:『一人一人は大切な人』
小学生の頃、病により目が見えなくなり、中学校は盲学校へ通い、手と心で読む点字を習い、白杖(ハクジョウ)を持ち、歩き方の勉強をしたことなど、これまでのお話を聞かせてもらいました。
白杖を高く掲げている人を見かけたら、「道に迷って困っている」「気分がわるい」など『助けて!』のサインなので、みなさんから声をかけてあげてほしい。また、その『助けて!』のサインを知らない人も多いので、『お家の人にも教えてくださいね』とのことでした。
今は、講演会を行ったり、鍼灸マッサージをしたり、ビジネス学校の講師や、困っている人の話を聞く相談員等、様々な職に就き、趣味では編み物や、外国旅行へ行ったりと楽しんでいます。目が見えないから何もできない!ではないので、もし、みなさんが途中でやめてしまったことなどがあったら、もう一度、やってみてほしい!挑戦してほしい!頑張ってほしい!とのことでした。
比嘉信子さん、ありがとうございました。