

第145回直木賞を受賞した池井戸潤さんの「下町ロケット」を今朝読み終えました。後半200ページは、一気に打ち上げ成功するまで小説の中にハマってしまいました。情熱に勝るものはなし!マイナスをプラスに変えた佃航平社長率いる佃製作所の思いと、専門知識豊富な神谷弁護士の思いが、可能にしました。まさに小説版「プロジェクトX」であります。
【概要】
「下町ロケット」は、横暴な大企業に振り回され、存亡の危機に陥った町工場を描いたビジネス・エンターテインメント小説。宇宙ロケットを飛ばす夢をあきらめ、実家の町工場を継いだ主人公が取得した最先端特許をめぐり、さまざまな人間模様が繰り広げられる。
直木賞選考委員の中には、東日本大震災の影響についても触れ、「『こういうときだからこそ作品で扱われているような中小企業を盛り上げるべきだ』という意見や『落ち込んだ中小企業を救済するいい作品である』という意見も出た」という声もありました。
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