東京電力福島第一原子力発電所の1号機で12日に爆発が起きたのに続き、昨日同3号機でもさらに大きな爆発が起きました。
政府・原子力安全保安院の発表によれば、水素爆発で建屋が壊れたもので、原子炉格納容器に損傷はないということですが、衝撃波も目で確認できましたし爆風で建屋破片が数十メートル上に飛ばされたあの爆発映像を見ると心配です。
そして今朝、2号機では原子炉格納容器に異常を来たす事態となっています。
原発で緊急事態が起きた時の対応は「止める」「冷やす」「閉じ込める」で、原子力発電所はこれを確実に実行しなければなりません。
今回は「冷やす」ことができず、放射能を「閉じ込める」ことにも失敗しました。
失敗してしまった以上、そこから最善を尽くすことが求められます。
とにかく住民の安全が第一です。
原発内部で何が起きているかは繰り返し報道されていますが、放出されてしまった放射性物質がどのように広がっているかの情報が少なすぎます。
原発境界付近の放射線量よりも、10km・20km離れたところのデータを住民は知りたいのではないでしょうか。
「人体にただちに影響のある値ではない」という情報よりも、実際に各地で測定された放射線量の方に説得力があります。
原発周辺の自治体が設置している放射線モニタリングポストの数値をなぜもっと情報開示しないのでしょう。
一昨日は、120km北にある東北電力女川原発のモニタリングポストで福島第一原発の影響と思われる放射線量が測定されています。
半径200kmくらいまでポストをふやすべきです。
北東の風が吹けば首都圏にも影響があるかもしれません。
各地の風向きと強さも一緒に発表して、その上で必要があれば行動上の注意事項を広報したらいいと思います。
「閉じ込める」ことができず「絶対に安全です」と言えない以上、人の身の安全に影響のある情報をまず出してほしいと思います。
政府・原子力安全保安院の発表によれば、水素爆発で建屋が壊れたもので、原子炉格納容器に損傷はないということですが、衝撃波も目で確認できましたし爆風で建屋破片が数十メートル上に飛ばされたあの爆発映像を見ると心配です。
そして今朝、2号機では原子炉格納容器に異常を来たす事態となっています。
原発で緊急事態が起きた時の対応は「止める」「冷やす」「閉じ込める」で、原子力発電所はこれを確実に実行しなければなりません。
今回は「冷やす」ことができず、放射能を「閉じ込める」ことにも失敗しました。
失敗してしまった以上、そこから最善を尽くすことが求められます。
とにかく住民の安全が第一です。
原発内部で何が起きているかは繰り返し報道されていますが、放出されてしまった放射性物質がどのように広がっているかの情報が少なすぎます。
原発境界付近の放射線量よりも、10km・20km離れたところのデータを住民は知りたいのではないでしょうか。
「人体にただちに影響のある値ではない」という情報よりも、実際に各地で測定された放射線量の方に説得力があります。
原発周辺の自治体が設置している放射線モニタリングポストの数値をなぜもっと情報開示しないのでしょう。
一昨日は、120km北にある東北電力女川原発のモニタリングポストで福島第一原発の影響と思われる放射線量が測定されています。
半径200kmくらいまでポストをふやすべきです。
北東の風が吹けば首都圏にも影響があるかもしれません。
各地の風向きと強さも一緒に発表して、その上で必要があれば行動上の注意事項を広報したらいいと思います。
「閉じ込める」ことができず「絶対に安全です」と言えない以上、人の身の安全に影響のある情報をまず出してほしいと思います。