長野県北部地震

昨日、新潟駅前で長野県北部地震（新潟・長野県境地震）の被災支援の募金活動を行いました。

3月12日にマグニチュード6.7、最大震度6強の地震が新潟・長野県境で発生しましたが、前日に起きた東日本大震災の悲惨な被害状況の報道の陰で、この長野県北部地震は報道も少なく注目度が低いまま推移しました。

連合新潟では地震直後に現地に被害状況を問い合わせましたが、大きな被害は無いということで、その後の対策も手薄になっていました。
しかし、雪解けとともに農耕地の被害も大きく、被災家屋も多いことが分かってきましたので、改めて被災状況調査を実施しております。

そうした中、21日の新潟日報紙が伝えるところでは、全国から寄せられた義援金が、長野県栄村の5億9300万円に対して、新潟県内の津南町が1800万円、十日町市が1400万円、上越市が1200万円ということで、大きな違いがあることが分かりました。
「長野県北部地震」という名称がその原因と思われますが、私たちも無関心だったと反省しています。

東日本大震災の義援金活動や災害ボランティア派遣に取り組んできましたが、足元の県内の被災地への対応が疎かになっていました。
遅ればせながら、被災者・被災地支援に取り組んでいます。

昨日街頭募金で集まった義援金と連合新潟としての見舞金を来週にも被災自治体へお届けしようと思います。