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エボラ死者、3091人に…加速度的に拡大: エボラ熱患者に未承認薬投与=富士フイルム、仏政府に提供

2014-09-27 14:15:42 | gooニュース
エボラ死者、3091人に…加速度的に拡大
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読売新聞:2014年9月27日(土)13:02

 【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)は26日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染による死者数が23日時点で3091人に達したと発表した。

 死者数は9月初めに2000人を超えて以降、約20日間で1000人増となり、加速度的に拡大が続いている。

 感染状況が深刻なギニア、リベリア、シエラレオネの3か国の感染者は6553人に上り、3083人が死亡した。このうち、リベリアの死者は1830人を数え、全体の6割近くを占めた。ただ、9月初めまでに8人が死亡したナイジェリアや、感染者が確認されていたセネガルでは、この3週間、感染者が出ておらず、封じ込め策が一定の効果を上げているとみられる。

 WHOなどの研究チームは、感染者が11月初めまでに2万人に上り、死者は1万人を超えると推計。感染が広がっている3か国では、医療施設や医療従事者が不足し、感染者の隔離などが追いつかず、死者数の増加に歯止めがかからない状況だ。

 一方、WHOは26日、試験中のワクチンについて、来年1月から投与できるとの見通しを示した。回復患者の血清を投与し、免疫力を高める治療法も推進するという。

エボラ熱患者に未承認薬投与=富士フイルム、仏政府に提供
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140926X882.html へのリンク
時事通信:2014年9月26日(金)20:29

 富士フイルムは26日、グループ会社の富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」が、エボラ出血熱患者の治療用として初めて投与されたと発表した。同薬はエボラ熱の治療薬としては未承認だが、フランス政府機関の要請を受け、日本政府と協議した上で緊急対応として提供、フランスの病院で患者に投与されたという。

 患者は、西アフリカのリベリアの首都モンロビアで医療活動に従事したフランス人女性看護師。感染の判明後、治療のためフランスに移送されていた。

 富士フイルムによると、今月19日からファビピラビルと他の未承認薬の併用治療が開始され、患者は25日現在もファビピラビルの服用を続けている。患者の容体や治療に関する詳しい情報は「コメントできない」(コーポレートコミュニケーション部)としている。

 西アフリカで猛威を振るうエボラ熱には有効な治療薬がまだなく、感染死者数は累計で2900人を突破。このため世界保健機関(WHO)は、ファビピラビルや米製薬会社が開発中の未承認薬などの効果を検証する方針を表明し、米国でも米食品医薬品局(FDA)が富士フイルムの開発パートナー企業とファビピラビルの臨床試験に向けた協議を進めている。日本政府は、WHOなどの要請があれば富士フイルムの未承認薬を提供する方針を示していた。(了)


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