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「進撃の巨人」の世界観…コスプレの聖地が盛況

2013-12-29 17:42:12 | 社会
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131227-OYT1T01103.htm?from=main4
2013年12月29日12時47分
読売新聞

 1966年の姫路大博覧会に合わせ、西欧風の城館を模して作られた手柄山中央公園(兵庫県姫路市)の施設が、アニメや漫画のキャラクターにふんする「コスプレ」愛好者の撮影スポットとして人気だ。

 撮影会には、関西圏を中心に毎回50~150人集まる。古びた城壁や岩場の様子が人気漫画「進撃の巨人」の世界観に合うといい、公園を管理する姫路市も「公園の新しいPRになれば」と歓迎する。

 この施設はレンガ造りの城館を模した外観で、同公園(約36ヘクタール)内の山上にある。塔や城壁、岩場があり、細い通路やらせん階段でつながり、迷路のようになっている。同博覧会終了後も取り壊されずに残った。

 市によると、数年前から愛好者が撮影に訪れるようになり、公園内に手柄山交流ステーションができた2011年4月以降、同市内の愛好者団体から「撮影会を開きたいので、着替えの場所に多目的ホールを借りたい」と打診があった。当時は、駐車場や公衆トイレで着替えをする人もおり、「トラブルを防げるなら」と同年7月から有料で貸し出すことにしたという。

 撮影会を月1回開いている団体「PIECE」(同市)によると、昨年までの参加者は30~80人で推移。「進撃の巨人」のヒットの影響で、インターネット上で同施設の人気が高まり、今年夏頃から昨年の2倍近くになっているという。

 22日の撮影会には約70人が参加。会議室で着替えとメークを行い、アニメやゲームのキャラになりきると、塔や城壁、岩場などを背景にして撮影していた。撮影画像は、ツィッターや個人のブログなどで披露して楽しんでいるという。

 初めて訪れたという吹田市の会社員女性(24)は「建物の古びた感じがとてもすてきです。コスプレは普段と全く違う自分になれるし、それが魅力」と笑う。同団体総代表の杉田賢能よりやすさんは「本物のヨーロッパの城のような雰囲気のある全国有数のスポット。着替えができる便利さも人気の理由だろう」と話す。(長尾尚実)

 進撃の巨人 巨人の侵略にさらされている異世界を舞台に、主人公の若者らが巨人の群れに立ち向かうストーリー。別冊少年マガジン(講談社)に連載中、テレビアニメにもなった。第35回講談社漫画賞を受賞。


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