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勝又容疑者、フィギュア好き…母は台湾出身 : 小1殺害"夢に出るから自供"

2014-06-05 17:55:31 | 事件
今市小1女児殺害 32歳無職男に垣間見えた「思春期の闇」
http://news.nifty.com/cs/item/detail/gendai-000212371/1.htm へのリンク
2014年6月5日(木)10時26分配信 日刊ゲンダイ

 発生から9年。事件が急展開したのは、女児の画像が決め手だった。

 05年に起きた栃木県今市市(現日光市)の吉田有希ちゃん(当時7歳)殺害事件で3日、栃木と茨城両県警に逮捕された、栃木県鹿沼市の無職、勝又拓哉容疑者(32)。自宅のパソコンには「有希ちゃんを含めた幼女の画像が多数保存されていた」(捜査事情通)とされ、猟奇的嗜好やロリコン趣味をうかがわせる“ブツ”も押収されたという。

 勝又は今年1月、母親のイミコ被告(55)と共に、販売目的で偽ブランド品を所持した疑いで逮捕、起訴(公判中)されるまで、自宅に引きこもりがちだった。

「一見、好青年風なんですが、暗い部屋でひとりパソコンをいじっている姿を窓越しに見かけたことがあります」(近隣住民)

 昨年7月には、ツイッターに〈スク水(スクール水着)+ランドセル、最強な組み合わせ〉などと書き込んでいた。

「勝又は幼い頃に、台湾出身のイミコに連れられて現地から来日。今市に住み始め、有希ちゃんと同じ今市市立大沢小に、当時はまだ台湾名で通っていたそうです。女のコみたいにおとなしく、目立たないタイプで、同級生に聞いても『あまり記憶がない』と言います」(マスコミ関係者)

「夢に出てくるから自供した」

 中学校から不登校がちで、高校には進学しなかった。引っ込み思案でアルバイトも長続きせず、17歳の頃から、骨董(こつとう)商だった母親の“裏稼業”を手伝うようになったという。思春期からずっと日陰暮らしだ。

「イミコは日本人と再婚していて、勝又には異父弟が1人、異父妹が2人いる。もっともだいぶ前に離婚したようで、弟妹とは離れ離れ。母子2人が生活のために偽ブランド品の販売を始めたのは99年ごろ。関東各地のフリマや骨董市を車で回り、売りさばいていたそうです。だから、今市から約65キロ離れ、有希ちゃんの遺体発見現場になった茨城県常陸大宮市にも土地勘があった。裏稼業で羽振りがいい時期もあったみたいですが、この数年の稼ぎは月に数万円だったという話もある」(前出の捜査事情通)

 有希ちゃんの死因は失血死。鋭利な刃物で胸などを十数カ所も刺され、「遺体にはほとんど血液が残っていなかった」(警察関係者)という。両手首や顔に粘着テープを張られた痕があり、殴られたような痕もあった。残忍な犯行だ。

 勝又は容疑を認め、「有希ちゃんが夢に出てくるから自供した」「ごめんなさいという気持ちです」などと供述しているらしいが、それならなぜ9年も“潜伏”し続けたのか。腹の底に闇を抱えた男の反省の弁は、にわかには信じがたい。

(日刊ゲンダイ2014年6月4日掲載)


勝又容疑者、フィギュア好き…母は台湾出身
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140604-567-OYT1T50045.html へのリンク
2014年6月4日(水)10:02
読売新聞

 栃木県今市市(現・日光市)の女児殺害事件で逮捕された勝又拓哉容疑者の母親(55)の知人によると、勝又容疑者は1982年、台湾出身の両親の間に生まれた。

 近所の住民などによると、勝又容疑者は90年頃~2000年頃、当時の栃木県今市市に住んでいた。母親と再婚相手の日本人男性、勝又容疑者、きょうだいと暮らしていたという。有希ちゃんと同じ大沢小と大沢中に通っていたが、日本語がうまくなかったこともあり、1人でいることが多かった。小学校時代の同級生は「教室の隅でポツンとしていた」と話す。

 学校関係者によると、一時、台湾に帰っていたこともあったという。捜査関係者らによると、勝又容疑者は00年頃から鹿沼市で生活、09年に日本に帰化した。

 母親は骨董こっとう商を営んでおり、同業者によると、勝又容疑者は5、6年前から母の仕事を手伝い始めた。フィギュアやペコちゃんなどの人形が好きで、栃木県や茨城県で開かれた骨董市で購入していたという。

栃木小1女児殺害 「騒がれ殺した」/衣類はごみ収集で処分 短絡さと周到さ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140605110.html へのリンク
2014年6月5日(木)08:03
産経新聞

 幼い命はなぜ奪われなければならなかったのか。栃木県今市市(現日光市)の吉田有希(ゆき)ちゃん=当時(7)=殺害事件で逮捕された勝又拓哉(たくや)容疑者(32)の供述が明らかになりつつある。面識のなかった有希ちゃんを偶然連れ去り殺害するという短絡的な犯行が浮き彫りになる一方、証拠隠滅を図るなど周到さも垣間見える。あの日、何があったのか。供述や関係者の証言から事件の経過を追った。

                   

 違法ナイフ収集

 平成17年12月1日午後2時ごろ友達3人と下校した有希ちゃんは、その50分後に自宅近くの三差路で友達と別れたのを最後に行方が分からなくなった。

 有希ちゃんは事件2週間前、自宅近くの駅周辺で男と待ち合わせしていた。この時「目のきれいなお兄ちゃんと約束している」と周囲に話していた。だが勝又容疑者は「有希ちゃんと面識はなかった」と話している。

 勝又容疑者は事件当時、鹿沼市のアパートで1人暮らしをしていた。連れ去り現場へは車で向かったとみられる。有希ちゃんと同じ小学校を卒業しており、現場付近の土地勘はあった。

 幼児性愛が強く、自宅のパソコンには「おびただしい数」(捜査幹部)の児童ポルノ画像が保存されていた。有希ちゃんは胸を鋭利な刃物で十数カ所刺されていた。勝又容疑者は違法ナイフも収集し、ナイフマニアの側面も持つが「偽ブランド品と一緒に骨董(こっとう)市で売ろうとしたが、売れなかった」。

 「山中で刺した」

 有希ちゃんが勝又容疑者の自宅にどれだけの時間いたかは分かっていない。連れ去り現場から約60キロ離れた茨城県常陸大宮市の遺棄現場に向かったのは、「夜中だった」という。1日深夜から2日未明ごろに着き、遺体を遺棄したとみられる。

 「騒がれたので、遺棄現場に向かう途中の山林で刺して殺した」。有希ちゃんの遺体発見現場には血だまりはなく、当初から殺害場所は別とみられていたが、特定できていない。

 栃木、茨城両県警の合同捜査本部は遺棄現場への道のりの防犯カメラを解析。画像解析技術が進み最近になり、事件当日に遺棄現場方面へ向かっている白いセダンの車が、勝又容疑者のものと判明した。

 「画像解析の技術はここ数年で急速に向上した。8年半前の画像でも、今の技術を使えば鮮明に見えるようになるものもある」。防犯カメラに詳しい「パナソニックシステムネットワークス」の寺内宏之氏は指摘する。こうした技術の進歩も逮捕に貢献した。

 極度に警察避け

 場当たり的な犯行と対照的に犯行後には周到な証拠隠滅が図られ、警察を避ける行動も浮かんだ。

 勝又容疑者の義理の父親だった男性(63)は、事件数年後に勝又容疑者の車にランドセルが複数置いてあったことを覚えている。このなかに有希ちゃんのランドセルが含まれていた可能性もある。

 だが、有希ちゃんの遺留品の衣服やランドセル、凶器の刃物などは「ごみ収集に出した」などと説明、回収は困難だ。犯行時に使用したとみられる白い車もすでに廃車しスクラップ処分となっている。

 事件後は、捜査が迫るのを恐れてか極度に警察を避けていた。20年に追突事故をした際には、修理業者に「絶対に警察を呼ばないでくれ。警察沙汰にしたくないので、言い値で修理する」と懇願していた。

 捜査幹部によると、逮捕後は落ち着いて素直に取り調べに応じているという。


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