小保方氏やらないと決着つかぬ…検証実験参加へ

小保方氏やらないと決着つかぬ…検証実験参加へ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140619-567-OYT1T50189.html
2014年6月20日（金）07:24
読売新聞

　ＳＴＡＰスタップ細胞が存在するかどうかを調べる検証実験について、理化学研究所の野依良治理事長は１９日、理研の小保方晴子ユニットリーダーが参加するかどうかを尋ねられ、「小保方さんが（実験を）やらないと、決着がつかない」と述べた。

　自民党の文部科学部会終了後、報道陣に答えた。

　小保方氏は実験参加に意欲を示すコメントを発表しており、野依理事長が受け入れる考えを示したことで、参加の見通しが強まった。下村文部科学相や、理研改革委員会も小保方氏の実験参加を求めていた。

　小保方氏は体調不良で入院中で、理研の懲戒委員会が、研究不正を理由に懲戒処分を検討していることもあり、いつ頃、どのような形式で実験に参加するかは今後調整する。部会では文科省が、理研の組織改革案の中間取りまとめを８月中に行う方針を説明した。