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ライチョウのメディスン

2016年12月01日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン ライチョウ Grouse の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。








動物として


ライチョウ     キジ目 ライチョウ科 ライチョウ属
学名:Tetraoninae   英名:Grouse 


英語圏の国においては、
冬に白い羽に換わるライチョウ属3種を“Ptarmigan”、
通年、羽の色が変わらない種を“Grouse”と呼び分けている。

世界に、6属17(あるいは18)種、
23~30の亜種が生息している。

北半球の北極海沿岸、ツンドラ地帯、寒冷な高山地帯などに生息。
生息環境別に、森林性・林緑性・草原性・ツンドラ性に分けられる。

体長 30~90センチ
体重 0.3~6.5キロ

ライチョウの足は、猛禽類のように太くて爪も長い。
また、足先まで羽毛に覆われている。
この足のおかげで、険しい岩場や雪深い高山地帯での生活に
よく順応している。

オスの眼の上には、
肉冠(にっかん)と呼ばれる赤い部分があり、
興奮すると、大きく膨らむ。

メスの肉冠は非常に小さく、ほんのり赤く見える程度。

食性は、主に植物性。
植物の芽、葉、小枝などを食べるが、
ヒナの時は、主に昆虫やミミズなどを食べる。

森林に生息するいくつかの種は、
他の動物が食べない硬い針葉樹の葉を食べる。
これは、大きな砂嚢と
よく発達した盲腸を含む長い腸を持つおかげである。

草原に生息する種は、秋から冬にかけて群れをつくる。
その他の季節は単独で暮らすが、
縄張りで遭遇しても争うことなく、お互いを容認する。

草原に生息するライチョウは、
他の場所に棲む種よりも社会的であるが、
ツンドラに棲むライチョウはさらに社会的で、
冬になると、100羽ほどの群れをつくる。

すべてのライチョウは、ほとんどの時間を地上で過ごすが、
緊急時には急に飛び立ち、長く滑空することもある。

ほとんどの種は、
一年を通して同じ繁殖場所に留まるが、
季節によっては、短距離の移動をするものもいる。
カラフトライチョウなどは、
多くの個体が数百キロの距離を移動する。

ツンドラに生息する3種は、生息数を維持しているが、
草原や森林に生息する種は、
生息地を管理されているアカライチョウとエリマキライチョウを除いて
大きく減少しており、
ガニソンライチョウ(下の写真)を筆頭に、多くが絶滅危惧種になっている。


オスのライチョウは繁殖期になると、
メスのライチョウの気を引くため、
集団でディスプレイを行う。


日本の固有種であるニホンライチョウ(下の写真)は、
国の特別天然記念物であり、
富山県、長野県、岐阜県の県鳥に指定されている。



アニマル・メディスンとして


ライチョウが象徴するもの・・・聖なる螺旋、踊り、個人のもつパワー、悟り、自己犠牲


平原に住む多くのネイティブアメリカンの部族は、
ライチョウを称えるダンスを踊る。
その動きは、古代より
誕生と再生の象徴である螺旋を描く。
聖なる螺旋はまた、個人のパワー、
個人のビジョン、悟りの象徴でもある。


ライチョウは非常に崇高な鳥であり、
ライチョウと螺旋の組み合わせは
非常に強力なトーテムである。


外側から内側、
そして中心へと到達する螺旋は
悟りへの到達を意味している。
そして、中心から外側へと戻る時には、
神秘的な力が宿っていると考えられている。

聖なる螺旋を繰り返すダンスは、
意識をより高い状態へと導く。


ライチョウのメディスンを持つ人は、
様々な動きを思い浮かべながら
瞑想してみるといいだろう。
壮大に渦巻く銀河の中の太陽から始め、
自分という宇宙の中で回転する
DNAの二重螺旋へと意識を遷移させながら
瞑想してみなさい。


多くのスピリチュアルな鍛錬においては、
内なる自己を観照するためには、
外的な動きをすべて止めるよう命じる。
しかし、ライチョウのメディスンは
ダンスをするよう勧めている。

ライチョウは、内なる平和や知識は、
必ずしも、静寂に在るわけではないことを理解している。
すなわち、身体を動かすことは、
肉体と心と精神のバランスを取り戻すのに
有効であることを理解している。


ライチョウは、聖なる螺旋の踊りによって
神を祝福する。
そして、踊りをギフトとして
われわれにも与えてくれる。

ダンスをいかに母なる大地のサイクルと調和させるか、
そして、いかに無私の美をダンスによって表現するか、
われわれは生涯、ライチョウから学ばなくてはならない。


ライチョウのメディスンは、
スーフィー・ダンスのエネルギーに似る。
(スーフィーとはイスラム教の神秘主義哲学で、
禁欲的で厳しい修行を行う。神との一体化を追求し、
白い服を着て、一心不乱に回る舞踊を行う)
 

スピンすることで、自分自身とより深く結びつき、
より高い思考や意識レベルに到達できると考えられている。

ライチョウは、自分の存在を示すため、
螺旋を描きつつ旋回する。
ライチョウは、われわれにも
生命のダンスに加わるよう伝えている。


ライチョウは、パワーの象徴でもあるが、
それは時に、マイナスな面も含んでいる。
ライチョウをトーテムに持つ人は、
成功を求めて常に貪欲であり、
より多くのパワーをさらに得ようとする。
現状に決して満足せず、欲張るあまり、
却ってパワーを消耗する結果になることがある。


ライチョウはエネルギーの象徴でもあるので、
ライチョウをトーテムに持つ人は活発であり、
集団において、人を惹きつける魅力を持つ。
人生は短く、笑いなしで過ごすのはもったいないと考え、
周りの人を楽しくさせる。


ライチョウは、天敵から巣とヒナを守るため、
自らを犠牲にするのを厭わず、
天敵の注意を自分に引き付けて逃げ、
天敵を巣から遠ざける。
ライチョウは、自己犠牲と献身を深く理解している。


ライチョウのカードが出た場合、
エネルギーを活性化したり、
補給する必要があるのかもしれない。

仕事中毒になっているのなら、休暇を取りなさい。
自分に厳しすぎていないか、省みなさい。

独りの時間を見つけ、
ライチョウの踊りのリズムをイメージして
身体を動かしてみなさい。
ライチョウのダンスにつながれば、
あなた個人が持つパワーが明確になるだろう。



《逆位置》


宇宙・自分のソース(根源)とのつながりを失っていることを表す。
セルフコントロールと自律に欠け、
意図せず、エネルギーを無駄にしていないか。

足元から落下しているような気分になっていないか。
自分自身、あるいは周りにいる人の混乱と
しっかり向き合いなさい。

自分のエネルギーが摩擦、火花を起こしていないか、
何をはっきりさせるべきか、状況をよく調べなさい。

自分のエネルギーを活用し、
それを自分で決めたゴールに向けるよう努めなさい。
それがライチョウのダンスの本質である。

好ましくない状況を正すため
ライチョウのダンスを利用していると、
ダンスとは、センタリングとグランディングのツールでもあることに
気づくだろう。
グランディングすることで、
母なる大地ともう一度つながり、
頭の中の混乱から抜け、バランスを取り戻すことができる。

もはや明確さを欠いた考えや問題に
いつまでも関わっていると、
頭がくらくらしたり、集中できなくなる。
それは、思考という宇宙に入り込みすぎて、
物理的な現実と乖離していることの現れである。

その場合は、グランディングが必要である。
ダンスをしたり、歩くことは、
意識を肉体と母なる大地に
しっかりと戻してくれるだろう。

ライチョウは、肉体と心と精神を調和させ、
バランスをとるエネルギーフローに気づく方法を
教えてくれるだろう。


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コメント
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