ひとつしかない大切な命

暦の上では立秋を過ぎたというのに、埼玉は強烈に暑い毎日。
連日３４～３５℃の猛暑が続いています。


と同時に、日の陰りの早さ、漂う空気などから、
少しずつ着実に近づいている秋も感じるこの頃です。


私は暑い季節、外を歩いていると、暗い気持ちになります。
路上で、たくさんの虫の死を目にするからです。


みな、十分に生きていることを楽しんで
命を全うしてくれたならいいのですが。



神社に行くと、たくさんのセミたちに会います。
元気よく鳴いているセミを見ると、
私は大好きな　この↓絵本　を思い出します。



地中で長い間過ごしたセミの幼虫が、
地上に生まれ出る日のことを描いています。


地上では、たくさんの虫たちが集まって、
セミの誕生を祝福するのです。


あらゆる命は、この世の祝福であると思います。
今日も命を与えられたことに感謝しながら、
他のものたちの命も大切にしようと思います。


誰にとっても、この世にふたつとない
大切な大切な命ですから。




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