徒然日誌(旧:1日1コラ)

1日1枚画像を作成して投稿するつもりのブログ、改め、一日一つの雑学を報告するつもりのブログ。

星雲ブローチ

2019-11-18 19:08:55 | 日記




 ブログを始めたばかりの頃、こんなコラージュ作品を載っけたことがあります。





 タイトルが「STAR LIGHT」だったんですが、今日!
 
訓練学校で『星雲の作り方』というのを学びました!!

そして家でもう一度復習がてら作ってみたのがこちらです!







 超カッコイイ♡♡♡♡♡ と、一人でテンション上げまくってました。
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至の月、階段と迷路の街にて 9

2019-11-18 18:31:43 | 小説









 本文詳細↓




 「たいしたおもてなしはできませんが、どうぞごゆっくりお寛ぎください。エクレア、お部屋へご案内を。おつかいの荷物は私が預かりましょう」
 「はい。お願いします。では、こちらへ」
 司祭様は僕たちに小さく頭を下げると、右奥の扉の先へ消えていった。僕たちは左奥の扉から上の階へと向かう。木の階段がギシギシと軋んだ。ちょっと静かすぎて、いいようのない不安が心の内に滲む気がした。
 「ここには私と司祭様の二人しかいません。今日は他に泊まられる方もいらっしゃいませんし、ゆっくりできると思いますよ」
 「それも不思議なことよ。そなたはトルルと同じ純血の人間であろう。それがなぜ、このようなところに?」
 「それは私が、山に置き去りにされていた捨て子だからです。もう十年以上前の話ですが」
 蝋燭の光に浮かぶ彼女の顔色は変わらなかった。今はもう、辛いと思っていることはなさそうだ。
 「本当の親の記憶も曖昧ですから、お気になさらず。ただ私は、司祭様に助けていただいたご恩を、お返したいと思っているだけです」
 彼女は階段を上がってすぐの部屋のドアを開けて、中の燭台に火を移した。そして僕は銅の鍵を渡された。
 「それではこちらの部屋をお使いください。お食事のご用意ができましたら、また呼びに参ります。お体を清めるのにお湯は使われますか?」





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