徒然日誌(旧:1日1コラ)

1日1枚画像を作成して投稿するつもりのブログ、改め、一日一つの雑学を報告するつもりのブログ。

10/31は何の日?

2020-10-31 11:35:38 | 日記


 世の中ハロウィンだと思うので、あえて違う記念日をご紹介します(笑)!

 本日10月31日は日本茶の日だそうです。

 建久2(1192)年10月31日、臨済宗の開祖でもある栄西が宋から帰国し、茶の種子と製法を持ち帰ったという記録があるそうで、これが日本茶の始まりと考えられていることから記念日に制定されました。

 ちなみに株式会社伊藤園は、豊臣秀吉が北野天満宮で大茶会を開いて茶を広めたのが10月1日だったことから、この日を「日本茶の日」としているそうです。

 10月の頭と終わりが同じ記念日ってのも面白いですね。



 お茶自体は平安時代から存在していましたが、当時は茶葉を焦がす寸前まで炒り、粉にしてから固めて飲むのが主流で、相当苦かったそうです。

 薬や眠気覚ましぐらいにしか使われず、普及していませんでした。

 栄西が持ち帰った製法は当時宋で流行していたもので、茶葉を道具で引いて粉状にし、お湯に溶かして飲むというものでした。

 それに改良が加えられ、現在のお茶の飲み方に発展しました。


 現在日本で生産されているお茶はほとんどが緑茶ですので、日本茶=緑茶ということになります。

 煎茶、玉露、抹茶(てん茶)、かぶせ茶、玉緑茶、玄米茶、ほうじ茶、番茶などなど、聞いたことがあるお茶も聞いたことがないお茶もあるかと思います。

 それぞれのお茶について詳しく載っていたのがこちら

 でもほうじ茶って緑色じゃなかったよな? と思って調べてみると、どうやら茶葉を強火で炒って香ばしさを引き出したお茶がほうじ茶だそうです。

 炒られた茶葉は茶色っぽくなるので、お茶の色も緑ではなく茶色っぽくなるのだとか。



 ちなみに私が好きな麦茶は、焙煎した大麦の種子を煮出したり、水に浸して作られるそうです。

 これも焙煎しているから、茶色いんですね。

 ・・・麦茶って、茶葉やなかったんか(・Д・)


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10/30は何の日?

2020-10-30 10:24:10 | 日記


 今日は香りの記念日です。

 1992(平成4)年10月30日に、石川県七尾市で「世界の香りフェアIN能登」が開催されたことにちなんで制定されました。



 香りの歴史はとても古く、初めて歴史に登場したのは紀元前3000年頃のメソポタミアでした。

 そこに住んでいたシュメール人たちは、神へ捧げるために香りを利用していたそうです。

 日本には、シルクロードを通ってインド・中国から香料が仏教伝来とともに伝えられました。

 「推古三年(595年)、淡路島に漂着した一本の流木を火にくべたところいい香りがしたので天皇に献上すると、聖徳太子がこれは沈香であると言った」と日本書紀に書かれており、これが日本で一番古い香木についての記述であるとされています。

 その後奈良時代に入り、鑑真和上が沈香や白檀など数種類の香薬を調合して作る薫物を日本に伝えました。

 最初は仏前の祈りに用いる「供香(そなえこう)」が主な使用方法でしたが、やがて平安時代になると部屋や着物にたきしめて香り自体を楽しむようになります。

 中には香りを自分で調合して優劣を競う「薫物合わせ」という香遊びを行う貴族もいたと言います。

 そして今から約500年前の東山文化の時代に一定の作法に従って香を鑑賞する「香道」が成立し、茶道や華道とともに日本独自の芸術文化として発展していきました。


 最近アロマ加湿器やルームフレグランスといったようなものをよく見かけるようになりました。

 欲しいと思ってはいるんですが、そんなのが似合う状態に部屋がなってなくて買えてません...(´-ω-`)

 和の伝統的な香りといえば、伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)の3種類の香木です。

 が、現在ではどれも入手しにくい貴重な香原料なので、フレグランス系よりもけっこうお高いです。

 また、同じ「香木」ですが良い香りの花を咲かせる樹木という意味の「香木」もあります。

 春の沈丁花・夏の梔子・秋の金木犀がそうで、三大香木とも呼ばれています。



 こないだの雨だか風だかで近所の金木犀がほとんど地面に落ちちゃってたんですが、それはそれできれいなものでしたね。



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10/29は何の日?

2020-10-29 10:23:33 | 日記


 本日はてぶくろの日です。

 て(10)ぶ(2)く(9)ろの語呂合わせにちなんで制定されました。



 作業用手袋の認知を広げるため、総合手袋メーカーの株式会社東和コーポレーションが2010年に定めました。

 また、これから冬になって水に触れる作業が辛くなるので、手を守る効果がある作業用手袋についてもっと知ってもらって活用してほしいという願いも込められています。

 日本グローブ工業会によると、手袋は衛生面を重視した家庭用手袋、手の保護を重視した作業用手袋、医療用手袋に分類されているそうです。

 用途によってふさわしい素材の手袋があるので、購入時は注意をしたいところ。


 前職の経験ですが、新型コロナの流行で手袋が欲しいという注文が増えたように思います。

 それも使い捨てできる安価なものを大量に、というご希望が多かったのですが、まあそれ自体はいいんです。

 問題は、「どの手袋を想定しているのか見積もり依頼を見ただけではよく分からん」ということです。

 ニトリル手袋、ゴム手袋、ビニール手袋、スムス手袋などなどいろんなメーカーさんのいろんなタイプの商品を揃えてたものですから、「100枚入りの手袋5箱」「プラスチック手袋200枚入りで一番安いやつ」ぐらいじゃ分からないんですよねー!

 ということで、それぞれの使い捨て手袋の違いを調べたことがあります。

 ○ポリエチレン手袋:材質はポリエチレン。軽作業、調理、清掃向け。油・薬品・溶剤に強いが、強度はあまりない。

 ○PVC手袋(ビニール手袋・プラスチック手袋):材質は塩化ビニル。清掃、ガーデニング、美容関係向け。油・薬品・洗剤・漂白剤などに強いが、食品には使えない。

 ○ニトリル手袋:材質は合成ゴム。油・薬品に強く、強度もある万能タイプ。天然ゴムアレルギーの人でも使える。

 ○ラテックス手袋:材質は天然ゴム。水仕事、DIY、清掃向け。手の動きになじみやすく丈夫だが、油・薬剤・溶剤には弱い。




 ちなみにスムス手袋は綿生地を使用して作られた作業用手袋なので、使い捨てではないかも。

 個人的には、ビニール手袋とプラスチック手袋が一緒だってことにびっくりでしたし、そこはかとなく怒りも感じましたけどね。

 だったら名前一つにしとけよ! 違う商品かと思って調べちゃったじゃん! って(ㆀ˘・з・˘)


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10/28は何の日?

2020-10-28 18:24:12 | 日記


 本日は速記記念日なんだそうです。

 1882(明治15)年10月28日、田鎖綱紀(たくさりこうき)という人が東京・日本橋で初の速記講習会を開催したことにちなんで制定されました。



 ところで私は今日まで、速記って単に文字を速く書くことだと思ってたんですが、違ったんですね( ゚д゚)

 速記とは、主に人が話しているのをすぐさま書き取る技術ですが、それには簡単な点や線でできた速記符号を使うそうです。

 速記符号は五十音に準拠して作られていますが、かなり簡略化されて暗号も同然なので、きちんと誰もが分かる文章に直す(反訳といいます)必要があります。

 日本には現在、代表的な速記方式が四つありますが、たとえばそのうちのひとつ「参議院方式」がこちら↓


出典:公益社団法人日本速記協会

 ...暗号どころじゃないような気もしますがね。


 田鎖氏は、1882年の『時事新報』紙上で自ら考案した速記法を披露し、その速さから田鎖綱紀氏は「伝筆将軍」とも呼ばれたそうです。

 ただし、彼の使っていた田鎖式は英語の速記方法を日本語に応用したものだったので、ローマ字で速記するようなものでした。

 日本語の一音を一画で表すことができず時間がかかってしまうので、いろんな人がもっとやりやすいようにと考えた結果、たくさんの速記方式が成立しました。

 かつては議会や新聞社で重宝されていましたが、今は録音機器が発達したので廃れつつある技術のようです。

 ただ速記を使えると、文字を書くのに費やしていた時間が半分どころかそれ以下にもなるので、思いついたアイデアも消える前に書き留めることができるという一面もあるとか。



 速記が使えたら、メモ帳を見られてアイデアを盗まれるというようなこともないでしょうが、いまどき皆スマホに残すんじゃねえかな...。

 ちなみに私は物語を書くとき、紙に下書きしてからパソコンで清書することが多いのですが、大学時代友人には下書きを見せても「読めん」と言われたことがあります。

 そして自分でも時々読めなくて苦労することがあります(笑)

 もちろん普通に使う文字で書いてますよ? なのになんでだろうね。




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10/27は何の日?

2020-10-27 10:58:17 | 日記


 本日は文字・活字文化の日であると同時に、「読書週間」の始まりの日でもあります。

 読書週間とか、小学校ぶりに聞いたわ〜。

 2005(平成17)年10月27日に文字・活字文化振興法の中で制定されました。



 文章を読んだり書いたり、または出版する「文字・活字文化」の振興を図り、知的で心豊かな生活、活力ある社会を実現することを目指す法律です。

 ...あれ、物書きの私には意外と関わりある法律だったかも。

 近年は電子機器の普及により、活字離れや出版不況が問題視されていますが、知識や知恵、健全な民主主義の発達にも欠かすことの出来ない文字や活字を正確に知ることを提唱しています。


 ここでふと思ったのが、「活字離れとはいうけれど、決して文字離れじゃないんだな」ってことです。

 じゃあ活字と文字の違いはなんでしょうか。

 活字はもともと、活版印刷に使う凸型の字形という意味の言葉で、転じて書籍や新聞のような「印刷されたもの」も指します。

 一方の文字は、言葉を表記するために用いられる記号のことです。

 つまり、手書きだろうが印刷されてようがネット上のものだろうが、等しく「文字」です。

 ですが手書き文字や電子機器に表示される文字は「活字」ではありません。

 もっとも、活字は一文字ずつ彫られた木または金属のことをいい、活版印刷とは活字を組み合わせて作られた文章を紙に転写して印刷する方法です。

 なのでデジタルデータをコピー機で印刷する現在の本の姿を見ると、厳密にいうと活字ではないのかもしれませんが。



 私は試し読みぐらいなら電子でもいいんですけど、好きになったものは絶対紙で欲しいタイプなので、出版がなくなると普通に困る😞



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