成功とは才能や知識が絶対条件なのではありません。それはあなたが何になりたいかを決め、それを思い続けることができるかどうかです。
はっきりいえば、才能というのは抽象的なものです。
目的に到達することが成功であるとすれば、そのために必要なのは願望、意志、努力なのであって、才能はそれほど重要なものではないのです。
歌がうまい、絵が上手である、人よりも速く走れる、野球がうまい、手先が器用である・・・こういった他の人にはない才能というものがたしかにあります。
しかし世の中で成功することと、才能の有無とはほとんど関係がないのです。
いまテレビでよく見かける歌手よりも歌のうまい人は他に掃いて捨てるほどいます。にもかかわらず、ある人は人気歌手となり、ある人はその持てる才能を眠らせている。
ここでは、もはや才能の有無や優劣はほとんど関係ありません。
では、その差は何なのでしょうか
それは、その人が歌手になろうと思ったか、思わなかったかの差です。
その願望が強い人、そのために潜在意識をうまく活用した人が歌手となり、できなかったひとが不本意な仕事にたずさわっているにすぎないのです。
もちろん、才能や努力がまったく無意味というわけではありません。
それは、別の観点からは非常に大切な要素ではありますが、知識や才能に恵まれていながら結果的にうまく自分の望みを達成できない人のほうが多いという現実を冷静に分析してみる必要があります。
わたしたちは、なにかと「とてもそんな才能がないから・・・」と言った言い方をしますが、それは言い訳にすぎません。
目的に到達することが成功であるとすれば、そのために必要なのは願望、意志、努力なのであって、才能はそれほど重要なものではないのです。
「何を考え、何を思うかによってあなたの人生は決定される」
ゲーテ
「成功に必要なことを、あえて一つ述べるとすれば、それは常に願望や目標について考えることだと言うことに尽きるを思います。なぜなら、私たちの人生は私たちの思考でつくられているからです」
アイザック・ニュートン