よく利用しているA社の通販サイトの特別セールの案内メールが届いたが、Windowsメールの[迷惑メール]フォルダに振り分けられていた。その理由として考えられるものを2つ選びなさい。なお、普段、A社の通販を利用する際の注文確認や発送確認メールは受信トレイに振り分けられているものとする。
a.案内メールの電子署名が暗号化プロトコルで送信されなかったため、迷惑メールと判断された。
b.案内メールに記載されている文章から迷惑メールと判断された。
c.注文確認や発送確認メールとは送信元ドメインが異なっており、このドメイン名から迷惑メールと判断された。
d.自分宛の案内メールのBcc:に複数の宛先が指定されていたため、迷惑メールと判断された。
「いつもは普通に届くのに、どうして今回だけ迷惑メールフォルダに入っちゃったの?」
「いつもとは何かが違ったって事だね。」
「迷惑メールとして判定される条件は様々だけど、例えば本文に迷惑メールによく見られる特徴があるとか、発送元のドメインが迷惑メールの送信元としてマークされているとか色々だね。」
「今回は特別セールの案内だから、いつもの注文や発送の確認メールとは何かが違ったってことかぁ・・・。」
「今の説明だと、選択肢の『b』と『c』が該当するってこと?」
「そうだね。」
「ちなみに、選択肢『a』や『d』のような条件では迷惑メールフォルダに振り分けられるとは考えにくいね。」
「ふ~ん。」
【 第19回 第2部 第30問 解答&解説 】
[解答]b,c.
[解説]
a.考えられない。電子署名が暗号化プロトコルで送信されなかったからといって、迷惑メールと判断されるわけではない。
b.考えられる。メールの内容によりその都度迷惑メールかどうかの判断がされる。
c.考えられる。正常に到着するメールとは別のドメイン名から発信されたメールの場合、迷惑メールと判断される可能性がある。
d.考えられない。Bcc:に指定された情報はクライアント側に伝えられないので、複数の宛先が指定されていたから迷惑メールであると判断しない。
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